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シリコンバッグ豊胸後のマンモグラフィー・レントゲン検査はできる?画像検査の注意点まとめ

シリコンバッグ豊胸を受けられた患者様からよく聞かれるのが、手術後にレントゲン検査を受けられるのか、バッグに悪影響は出ないのか、レントゲン写真に写るのかといったご質問です。胸部X線写真やマンモグラフィーは女性の健康診断の項目として含まれており、年に1回の検査が推奨されています。この記事では、シリコンバッグ豊胸後のレントゲン検査について、様々な観点からご説明します。


1. シリコンバッグとレントゲン ほかの人にばれる?

シリコンインプラントは、レントゲン撮影時に透過しにくく、白く映ることがあります。通常、胸部レントゲンでは肺や心臓が主な対象のため、シリコンバッグは写らないことも多いですが、撮影の条件によってははっきり映ることもあります。

ただし、豊胸手術は一般的になっており、検査結果については個人情報保護が徹底されているため、他人に知られる心配はありません。

2. インプラントによる影響

シリコンバッグが乳腺の一部を覆うことで、レントゲン検査だけでは乳がんを正確に検出できない可能性があります。そのため、超音波検査やMRIといった追加の検査方法が推奨されることもあります。

3. マンモグラフィーの注意点

マンモグラフィーはバストを板で挟み、X線で撮影する検査です。過去にはマンモグラフィーによってシリコンバッグが破損した事例もあり、問診で豊胸手術が判明した場合は受診できないことがあります。そのため、術後の検査には超音波検査(エコー)をお勧めしています。

マンモグラフィー本体

4. インプラントの安全性とレントゲン

手術が適切に行われていれば、レントゲン検査によってシリコンバッグが破損することはほとんどありません。レントゲンによる影響も基本的にありません。ただし、インプラントが破損していた場合には、検査によって異常が見つかることがあります。

結論

シリコンバッグ豊胸後でも、通常のレントゲン検査は基本的に問題ありません。インプラントが映ることはありますが、検診内容が他人に知られる心配は不要です。とはいえ、不安がある場合は、手術を受けたクリニックでの超音波エコー検診がおすすめです。

また、マンモグラフィーはバッグ破損のリスクがあるため基本的に受けられません。同じX線を使用するCT検査であれば、バストを挟まずに検査が可能です。


当院のMM超音波エコーについて

当院では、バッグトラブルの早期発見はもちろんのこと、乳がんの検診の際に役立つ超音波エコーをそろえてます。超音波エコーは、痛みがないのはもちろんのこと、豊胸バッグには何ら影響を与えることなく、バストの状態確認が可能です。

バッグの破損、被膜拘縮などの豊胸術に関連する合併症のチェックはもちろんこと、乳がんを含めた腫瘍の有無のチェックなども可能です。

女性は、一生のうち11人に1人が乳がんを発症する時代です。豊胸術を行っていても、早期発見は可能です。他院で豊胸をされた方も、これを機会にぜひ超音波エコー検診を受けてみてくだい。


*当院の超音波エコーは自由診療のため保険は使えません。


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