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二重部分切開法(小切開法、中切開法)

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二重部分切開法(小切開法、中切開法)とは?

部分切開法の小切開法、中切開法とはどんな方法?

部分切開法とは、全切開法が二重のライン全体にメスを入れるのに対して、二重ラインの一部のみ切開を加え二重の癖付けを行うのが部分切開法です。
大阪のコムロ美容外科では、二重の切開幅が約10~12㎜の手術を小切開法、約15~18㎜なのが中切開法と呼んでいます。部分切開法は、全切開法と違って瞼のタルミの切除はできませんが、埋没法と比べて二重が緩みにくく、全切開法ほどは腫れないというメリットがあります。
部分切開法を含めた切開法では、二重の癖付け目的に二重ライン周囲の皮下脂肪を切除することで、挙筋腱膜と皮膚との間に癒着が起こりやすくします。
まぶたの脂肪切除や、眼瞼下垂の修正、埋没糸抜去は、すべての切開法で行え安定した二重ライン作成が可能です。

部分切開法(小切開法、中切開法)はこういった方に向いています。

  • 埋没法で二重が緩んでしまった方
  • 取れにくい二重手術をしたいが腫れを抑えたい方
  • 眼瞼下垂症状があったり、眼窩脂肪が多い方

部分切開法(小切開法、中切開法)の仕組み

埋没法は、糸で挙筋と皮膚を結ぶことで二重の癒着をつくりますが、部分切開法を含めた切開法は、癒着の邪魔になる皮下脂肪を切除することで皮膚と挙筋腱膜の間に癒着をつくり、強力な二重の癖をつくります。
また二重ラインからまつ毛側の瞼の厚みが薄くなることで、開瞼時に二重の折り込みができるようになります。埋没法では難しかった幅広二重も可能です。全切開法に比べ腫れが少なく、ダウンタイムが短くなります。部分切開法は、目頭側、目尻側の切開が及ばない部位の皮下組織は切除できないため、瞼が非常にぶ厚い方、二重幅が広い方には全切開法が適している場合があります。

  • 切開線のデザインイメージイラスト

    切開線のデザイン

  • 施術イメージイラスト

    施術

  • 縫合イメージイラスト

    縫合

部分切開法(小切開法、中切開法)と全切開法の比較

項目 部分切開法(小切開法・中切開法) 全切開法
二重の持続性 取れにくい二重が可能 半永久的な癒着が可能
皮下脂肪の切除 切開ライン周囲(ライン中央)のみ可能 目頭から目じりまで広範囲に可能
上まぶたの脂肪取り(眼窩脂肪) 可能 可能
ROOF脂肪の切除 不可 可能
たるみ切除 不可 可能
逆さまつ毛修正 不可 可能
眼瞼下垂修正 可能 可能

部分切開法(小切開法、中切開法)のデメリット

大阪のコムロ美容外科では、腫れの少なさから埋没法が症例数的には一番多いのですが、2番目の多いのは、部分切開法ではなく、全切開法になります。
理由に関しては、そもそも部分切開法が合っている患者が限られるという点が挙げられます。
部分切開法が向いている方は大きく分けて2パターンに別れます。
1.瞼の厚みが分厚くない
2.あまり広い二重を希望されていない。


上記の方は、埋没法でも癖がとれやすいわけではない、瞼の厚みがある方に部分切開法を行うと、切開をしていない部分との間に段差を生じます。
また、切開部分から目じり側のラインが出にくく不安定になります。
目頭側から切開部分まではしっかりとラインが出ますが、それよりも目尻側ははっきりとライン出ない場合があります。
目尻側の瞼の厚みがある、瞼のかぶれなどが原因で元々複数ラインが出ている場合、術後に意図していないラインが出る可能性があります。

全切開法は、部分切開法と比べてはダウンタイムが長いですが、利点とデメリット両方が存在します。
カウンセリングで患者様にご希望をお聞きして、ご本人様に最適な手術をおすすめします。

部分切開法(小切開法、中切開法)の症例写真

  • 大阪 20代 小切開法+脱脂 手術前

    Before

  • 20代女性の小切開法(ミニマムカット法)+脱脂症例AFTER画像

    After

  • 概要

    20代女性の小切開法(ミニマムカット法)+脱脂症例になります。以前に埋没法をされていましたが、緩んで幅が狭くなってきたため、切開での修正を行うことになりました。

  • 大阪 40代 小切開法+脱脂の症例 手術前

    Before

  • 大阪 40代 小切開法+脱脂 3カ月後

    After

  • 概要

    40代女性の小切開法(ミニマムカット法)+脱脂の症例になります。埋没法を以前に行われていましたが、癖が緩んできたため、取れにくい二重にするために手術を行いました。

部分切開法(小切開法、中切開法)の手術費用

項目 費用(税込み)
小切開法 165,000円
中切開法 275,000円
備考 局所麻酔 お痛みに弱い方は、吸入麻酔や笑気麻酔の併用がおすすめです。

部分切開法(小切開法、中切開法)の手術の流れ

1. カウンセリング
まず、医師が患者様のご希望を丁寧にお伺いします。どのような二重になりたいかのご希望や不安な点などを詳しくお聞かせください。患者様一人ひとりのまぶたの状態に最も適した手術方法をご提案します。
2.デザイン
次に、ブジーと呼ばれる器具をまぶたに当て、実際に二重のラインをシミュレーションします。末広型や平行型といった具体的なご希望をお伝えいただくことが可能です。自然でぱっちりとした印象にするためには、まつ毛の生え際がしっかりと上向きになるような、無理のない幅のデザインをおすすめしています。
希望二重幅の瞼の厚みがある場合、平行型に近づけるために、できるだけ目頭に切開線を延長する必要がある場合には、小切開法よりも、中切開法の方がお勧めです。
一般的に、二重の幅を広くすると平行型に近づきますが、少し腫れぼったい印象になることがあります。逆に幅を狭くすると末広型に近づき、まつ毛が上向きになることで、よりぱっちりとした目元になります。
3.麻酔
消毒のあと、瞼の表側に局所麻酔を行います。麻酔が効いている間、手術中の痛みは基本的にありません。静脈麻酔等も可能ですが、眼瞼下垂修正を一緒に行う場合、術中にミラーチェックが必要なため、使える麻酔は局所麻酔のみとなります。
4.手術
デザインにそって、二重ラインの中央あたりを小切開法の場合は1㎝程度、中切開法の場合は1.5㎝程度切開します。二重の癒着をつくるため、切開線からまつ毛側の皮下組織を切除します。手術中に実際に目を開けたり閉じたりしていただき、デザイン通りの綺麗なラインができるかを確認します。必要であれば、切開線を目頭や目尻の方向に少し延長し、皮下組織を追加で切除することもあります。
また、同時に眼瞼下垂の修正(目の開きを良くする手術)や、まぶたの厚みを取るための脱脂を行うことも可能です。最後に、溶ける糸で内部を縫合(中縫い)し、皮膚の表面は非常に細い無色透明のナイロン糸で丁寧に縫い合わせます。
5.術後説明とクーリング
手術が終わりましたら、看護師から術後の過ごし方やケアの方法について詳しくご説明します。腫れを最小限に抑えるため、リカバリールームでまぶたを冷やしてからお帰りいただきます。
抜糸は通常5日〜7日後に行い、その後は1か月後、3か月後に検診を受けていただき、経過をしっかりと確認します。

部分切開法(小切開法、中切開法)の留意点

所要時間 50分程度
腫れ 7~14日間程度
傷跡 二重のライン中央部に1㎝程度の傷を作成します
施術の痛み 局所麻酔で手術を行いますので痛みは基本的にありません
通院 4から5日後に抜糸を行います。1か月検診 3か月検診
麻酔 局所麻酔 静脈麻酔も可能です。*静脈麻酔は別途費用が掛かります
洗顔 翌日から可
飲酒 腫れがある程度引くまでお控えください
シャワー・入浴 施術部位以外は当日可能。入浴は抜糸後から。

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監修医情報

医師
医療法人秀晄会コムロ美容外科(大阪・心斎橋)
院長 池内 秀行(いけうち ひでゆき)

経歴
  • 1996年(平成8年) 神戸大学医学部卒業
  • 1996年~ 神戸大学医学部付属病院麻酔科入局
  • 1997年~ 兵庫県立こども病院麻酔科入局
  • 2001年~ コムロ美容外科入職
  • 2006年4月~ 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任
  • 2020年3月~ 医療法人秀晄会 コムロ美容外科へ医療法人化

資格
  • 日本麻酔科学会会員
  • 麻酔科標榜医
  • 日本美容外科学会(JSAS)会員
  • 美容外科(JSAS)専門医
  • アラガンボトックスビスタ認定医
  • アラガンジュビダーム認定医
ドクター紹介