大阪の目尻切開|理想の目元を実現するW法・V-Y法
目尻切開法とはどんな方法?
目尻切開法は、目尻の皮膚や結膜を数ミリ切開・切除し、縫合することで目の横幅を広げる二重整形手術です。目頭切開とは異なり、二重の形に影響を与えず、目の印象を大きく変えることができます。大阪のコムロ美容外科では、目尻切開として、W法とV-Y法を行っており、患者様の目の状態、ご希望の変化によって、術式、切除量を変えており、より理想に近い仕上がりにすることが可能です。 ぜひ、ご自身の希望をカウンセリングでお伝えください。
目の横幅が狭く、切れ長の目にしたい方
目を大きく見せたい方
つり目を改善し、優しい印象のたれ目に近づけたい方
目と目の間の距離が短い方(目頭切開が適応ではない場合)
目尻切開法の効果
目の横幅の拡大:目の横幅が広がることで、全体的に目が大きく見え、バランスの取れた顔立ちになります。
つり目の改善:目尻を下げることで、きつい印象のつり目を緩和し、優しく柔らかな印象のたれ目気味の目元に近づけます。
目の印象改善:小さく見えていた目を大きく見せたり、目つきが悪い印象を改善したりする効果も期待できます。
目尻切開の症例写真
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W法 手術前
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W法 手術後 1か月
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概要
30代女性の、W法による目尻切開症例になります。
目を切れ長にしたい、目の開きをよくしたいとの希望にて、W法による目尻を切開を行いました。
コムロ美容外科の目尻切開の手術方法を紹介:W法とV-Y法の違いとは?
目尻切開は、目の横幅を広げ、より大きく優しい印象の目元にするための美容手術です。大阪のコムロ美容外科では、主に「W法」と「V-Y法」という2つの術式があり、それぞれに特徴や変化、効果が存在します。ご自身の希望するデザインや目の状態に合わせて、最適な方法を選択することが重要です。
W法(W-plasty)
W法は、その名の通り、目尻の皮膚をW字型に切開し、中央の皮弁を外側に引き上げて縫合する方法です。皮膚の切除を伴うため、後戻りしにくいのが大きな特徴です。まつ毛の生え際が斜め上(下)目尻方向に引っ張られるため、目の開きが改善するのも特徴です。

効果
目の横幅の拡大: 目尻を外側にしっかりと広げ、切れ長で大きな目に見せる効果が高いです。
後戻りの少なさ: 皮膚を切除するため、術後の後戻りが起こりにくいとされています。
つり目の改善: 目尻の位置を外側かつ下方向に移動させやすいため、つり目の印象を和らげる効果も期待できます。
目尻側の目の縦幅の改善: 目尻を上下方向にけん引することで、目尻側の目の開きを大きくする効果もあります。
メリット
変化が分かりやすい: 効果を実感しやすいです。
後戻りが少ない: 比較的、元に戻るリスクが低いです。
適応: しっかりと横幅を広げたい方に適しています。
デメリット
修正が困難: 皮膚を切除するため、元の状態に戻すのは難しいです。
傷跡: V-Y法に比べると、やや目立つ可能性があります。
ダウンタイム: 腫れ内出血がでるため、比較的長くなる傾向があります。しかし、まつ毛の生え際に傷を作成するため、目頭切開よりはダウンタイムがめだちません。
V-Y法(V-Y flap plasty)
V-Y法は、目尻をV字型に切開し、その切開線をY字型になるように縫合することで、皮膚を伸展させて目の横幅を広げる方法です。皮膚の切除は行いません。

効果
自然な変化: 皮膚を切除しないため、比較的自然な仕上がりになります。
目の横幅の拡大: W法ほど大きな変化は望めませんが、自然に横幅を広げられます。
メリット
傷跡: 目立ちにくく、治りが早い傾向があります。
ダウンタイム: 比較的短いです。
修正のしやすさ: 万が一の場合、W法よりも修正が容易です。
適応: よりナチュラルな変化を求める方に適しています。
デメリット
後戻り: W法に比べて、後戻りする可能性がやや高いです。
変化の限界: 広げられる幅に限界があり、大きな変化を望む方には物足りない場合があります。
W法と、V-Y法、目尻切開には、どちらの術式を選ぶべきか?
W法、V-Y法はともに、目を横側方向に延長する手術ですが、得られる効果には違いがあります。それぞれの手術の特徴を表にまとめています。
項目 |
W法
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V-Y法
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---|---|---|
変化の大きさ | 大きい | ナチュラル |
後戻りのしにくさ | しにくい | ややしやすい |
傷跡 | 皮膚を切除するため、やや目立つ可能性 | 目立ちにくい |
ダウンタイム | 長め | 短め |
おすすめな人 | ・しっかりと目の横幅を広げたい ・ダウン切れ長で大きな目にしたい ・つり目を改善したい |
・自然な変化を求めている ・ダウンタイムを短くしたい ・初めて目尻切開を受ける |
つり目を改善したい場合
目尻切開と目頭切開、どちらが良いの?
目尻切開と目頭切開は、どちらも目の横幅を広げ、目を大きく見せる手術ですが、それぞれ異なる特徴があります。
比較項目 |
目尻切開
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目頭切開
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---|---|---|
主な効果 | 目の横幅の拡大、つり目の改善 | 目の横幅の拡大、二重の形を平行型に近づける |
目の間隔 | 目と目の間隔のバランスに影響しない (寄り目・離れ目にならない) |
目の間隔が狭い方には美容的にあまりおすすめできない場合がある |
傷跡の目立ちにくさ | まつ毛の生え際にV型の傷ができるため、比較的目立ちにくい | ダウンタイム中やメイクで隠す必要がある場合がある |
「とにかく目を大きくしたい」「目の横幅を広げたい」というご希望が第一の場合は、目尻切開をおすすめします。目と目の間の距離に影響を与えずに目を大きくでき、特にW法では目尻側の目の開くの改善効果があるため、より自然な仕上がりが期待できます。
目尻切開、他の施術との組み合わせでさらに理想の目元へ
ご自身の人差し指と親指の先を目尻側の上眼瞼、下眼瞼においていただき、軽く目尻側に引っ張りながら、指を軽く開いてみてください。 目じりを切り開き、目尻側の開き幅が拡大します。皮膚切除をしますので後戻りはしません。目頭切開では時々、傷のふくらみ(肥厚性瘢痕)が問題になりますが、目尻切開ではあまり膨らまず問題になることはありません。
目尻切開専用の縫合法により、傷跡が目立ちにくく手術を行えます。また下眼瞼下制術(たれ目形成)と同時に行い目を大きく見せたり、つり目を改善することも可能です。手術時間は50分前後です。
つり目修正や、下眼瞼下制術と同時に行うことも可能です
目が小さく、目尻の下縁がつり上がっている「つり目」の印象が強い場合は、たれ目形成(下眼瞼下制術)を同時に行うことで、より理想の目元に近づけることができます。
当院では、患者様一人ひとりの目元の状態やご希望に合わせて、目尻切開と合わせてたれ目形成や目頭切開などの併用をご提案するケースもございます。
ただし、不自然な仕上がりになる可能性があると判断した場合は、ご要望があっても施術の併用をお断りすることもありますので、ご了承ください。
目尻切開手術の流れ
- 1. カウンセリング
- まずカウンセリングにて、患者様の希望をお聞きして最適な手術方法をご提案します。
- 2.デザイン
- 目尻切開は、やや後戻りしやすいこと変化が少な目なことから、W法の場合、2~3mm程度を目安に切除範囲のデザインで正確にマーキングします。w法は皮膚の切除量を、V-Y法は切除を延長することで、変化量を増やすことが可能です。
- 3.麻酔
- 消毒後、デザイン部に局所麻酔を行います。手術中の痛みはほとんどありませんのでご安心ください。痛みに弱い方には、吸入麻酔や笑気麻酔の併用もおすすめです
- 4.手術
- デザインにそってメスを入れます。傷は大部分がまつ毛の生え際にできるため、目立ちません。皮弁を入れ替え、吸収糸で中縫い、ナイロン糸で外縫いを行います。
- 5.術後説明とクーリング
- 術後のアフターケアを看護師から説明します。腫れを抑えるためにリカバリールームにて、瞼をクーリングしてから帰宅していただきます。
目尻切開の手術費用
手術時間 | 60分程度、日帰りでの手術です。 |
手術費用 | 198,000円 (税込) |
備考 :局所麻酔でおこないます。お痛みに弱い方は、吸入麻酔や笑気麻酔の併用がおすすめです。
目尻切開のダウンタイムの詳細
目尻切開は、目元をより大きく見せるための人気の施術ですが、手術後には必ず一定期間のダウンタイムを伴います。当院では、患者様に安心して治療を受けていただけるよう、ダウンタイムに関する詳しい情報をご提供しております。
ダウンタイムも安心|目尻切開後の腫れ・内出血・回復の流れ
手術直後は、軽度の腫れや内出血が見られることがありますが、多くの場合、術後2~3日が腫れのピークとなり、その後徐々に落ち着いていきます。内出血が出た場合も、1~2週間程度で自然に吸収され、目立たなくなっていきます。
個人差はありますが、ほとんどの方が術後1週間ほどでメイクや日常生活に支障がない程度に回復されます。抜糸は通常、術後5〜7日目に行います。その後は目元の赤みやわずかな腫れが残ることがありますが、時間の経過とともに自然に改善していきます。
まとめ
目頭切開と目尻切開どちらが腫れる?
目元を大きくする手術として、目尻切開と同様によく行う手術には目頭切開があります。ダウンタイムの要素は、腫れ(むくみ)、内出血、傷跡の3つがあります。そのうちのむくみ、内出血に関しては、いずれの手術も同じくらいですが、目尻切開が有利な点は傷跡です。
目尻はやや落ちくぼんだ部分にあるため影ができること、またまつ毛の生え際の傷跡は、まつ毛が覆い隠してくれます。そのため傷はあまり目立ちません。
まとめ
目じり切開の傷は、まつ毛が覆い隠してくれるのであまり目立ちません。
目尻切開、ダウンタイムをできるだけ短くするには?
目頭切開と比較して、目尻切開は腫れや内出血が目立ちにくく、ダウンタイムは短い傾向にありますが、万が一強く症状が出た場合や、早く改善したい場合、大阪のコムロ美容外科では以下の治療法をご用意しております。
1.内服薬
手術後にお渡しする内服薬に含まれる鎮痛剤にも腫れを抑える効果がありますが、むくみをできるだけ早く引かせたい方には、ダウンタイム短縮効果が期待できる漢方薬もご用意しています。
・治打撲~内出血に効果
正式名は治打撲一方と呼び、血行を促進し、腫れや痛み、内出血を和らげる。炎症を鎮める作用もあるとされ、捻挫・打撲・筋肉痛・骨折後の腫れや痛みのなどの効果があるとされます。
7日分1100円(税込)1日3回服用

・五苓散~手術に伴うむくみ改善に効果
五苓散(ごれいさん)は、漢方薬のひとつで、体内の「水(すい)」のバランスを整える作用があるとされています。主としてむくみ(浮腫)の症状に使われ、体内の余分な水を排出しつつ、消化機能や体を温める働きがあります。
7日分1500円(税込)1日3回服用

2.ヒアルロニダーゼ注射
一般的に、ヒアルロン酸を溶かす効果が知られていますが、赤あざ、青あざなどの強い内出血部位に注射することで、固まった血腫を溶かし、吸収を促すことでダウンタイムを短縮する効果があります。
医師が必要と判断した場合、無料で行います。
3.ヒルドイド軟膏
保湿剤として使用されているヒルドイド軟膏(ヘパリン類似物質)は、それ以外の効果として内出血の改善に効果があるとされています。当院では赤あざ以上の内出血にお勧めしています。
ヒルドイド軟膏には以下の効果があります。

・血流促進作用
血液の流れを良くして、滞った血液(内出血の原因)を早く吸収・代謝させる
・抗炎症作用
炎症を抑えることで、腫れや痛みを軽減
当院では、術後の経過に応じた丁寧なアフターケアを行っており、不安やご質問がある場合もすぐにご相談いただけます。初めての美容外科手術で不安をお持ちの方も、どうぞ安心してご相談ください。
監修医情報
- 医師
- 医療法人秀晄会コムロ美容外科(大阪・心斎橋)
院長 池内 秀行(いけうち ひでゆき) - 経歴
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- 1996年(平成8年) 神戸大学医学部卒業
- 1996年~ 神戸大学医学部付属病院麻酔科入局
- 1997年~ 兵庫県立こども病院麻酔科入局
- 2001年~ コムロ美容外科入職
- 2006年4月~ 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任
- 2020年3月~ 医療法人秀晄会 コムロ美容外科へ医療法人化
- 資格
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- 日本麻酔科学会会員
- 麻酔科標榜医
- 日本美容外科学会(JSAS)会員
- 美容外科(JSAS)専門医
- アラガンボトックスビスタ認定医
- アラガンジュビダーム認定医
