子供の逆さまつ毛、眼科と美容外科どっちに行く?自費と保険治療の違いや放置するリスクを解説
常に眼の異物感を感じてまばたきが増える、さらに目やにが出やすく涙も出やすい…そんな症状でお困りのお子様はいませんか?これらの症状が多い場合、一度眼をしっかりと見てください。まつ毛が眼球に向かって生えているのであれば、それは俗に「逆さまつ毛」と言われるものです。
「子供の逆さまつ毛は、自然に治るの?」
「手術するなら、眼科と美容外科、どちらに行けばいいの?」
そんな疑問を持つ親御様のために、今回は「放置するリスク」と「病院選びのポイント(眼科と美容外科の違い)」について詳しく解説します。
視力低下も!?逆さまつ毛を放置しておくとこんな危険性が
逆さまつ毛の2つの種類

逆さまつ毛には、主に「睫毛乱生(しょうもうらんせい)」と「眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)」の2種類があります。
睫毛乱生: 生まれつき不規則な向きで生えたまつ毛の一本や一部が、角膜に触れてしまっている状態。
眼瞼内反症: まぶたの皮膚や脂肪が厚く、まぶた全体が内側にめくれ込んでいる状態。ふっくらしたお顔立ちのお子様に多く見られます。
どちらも共通しているのは、「常に眼球(角膜)が傷つけられている」という点です。 これを放置すると、角膜が白く濁ってしまう「角膜混濁」や、光を正しく取り込めないことによる「視力低下(弱視)」を引き起こす可能性があります。 「成長すれば治るかも」と様子を見ている間に、取り返しのつかない視機能障害が残ってしまうリスクがあるのです。 お子様が「まぶしがる」「よく目をこする」といったサインを出していたら、早めの受診をおすすめします。
「眼科」と「美容外科」の違いとは?治療のゴールが違います
お子様の逆さまつ毛を治そうとしたとき、多くの方が迷われるのが「保険診療の眼科」か「自由診療の美容外科」か、という点です。 それぞれの特徴とメリット・デメリットを整理しましょう。
| 比較項目 | 眼科 (保険診療) |
美容外科 (自由診療) |
|---|---|---|
| 費用 | 安い (保険適用) |
全額自己負担 |
| 手術時期 | 局所麻酔に耐えられる 小学生(6歳〜)まで 待つことが多い |
全身麻酔管理により 2歳頃から手術可能 (すぐに辛さを取り除ける) |
| 手術方法 |
切開法が主流 (皮膚を切る) |
埋没法が主流 (切らない・成長を阻害しない) |
| 見た目 | 機能改善が最優先 (傷跡や左右差への配慮は限定的) |
可愛さ・審美性も重視 (傷跡を残さず、二重も綺麗に) |
| 麻酔 (痛み) |
局所麻酔(注射) ※暴れる場合は押さえつけるか、大学病院入院 |
日帰り全身麻酔・静脈麻酔 (麻酔科専門医が痛くないよう管理) |
1. 眼科(保険診療)の特徴
最大のメリットは「費用が安い(保険適用)」ことです。 しかし、眼科の手術の第一目的はあくまで「機能回復(まつ毛が眼球に当たらなくすること)」です。
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治療法: 多くのケースで「切開法」が選択されます。
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見た目: 機能改善が優先されるため、傷跡が残ったり、二重のラインが不自然(左右差など)になったりする可能性があります。
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麻酔: 局所麻酔(まぶたへの注射)が一般的です。恐怖心からお子様が暴れてしまう場合、手術ができないか、大学病院での数日間の入院が必要になることがあります。
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時期: 局所麻酔に耐えられるようになる「小学生」まで手術を待つよう言われるケースも少なくありません。
2. 美容外科(自由診療)の特徴
「抜く・焼く」ではなく、まぶたの構造から治す
まつ毛を抜いたり、レーザーで毛根を焼いたりする治療もありますが、再発のリスクが高く、お子様の痛みの負担も大きいです。 美容外科では、逆さまつ毛の原因である「まぶたの皮膚の被さり」自体を解消するために、二重整形(埋没法)を用います。
成長とともに改善される可能性もありますが、症状の強いお子様であれば眼をこするクセがついてしまいます。
眼をこすると眼瞼下垂になったりするので、当院では早期治療を勧めています。
逆さまつ毛治療は保険が適応されますが、切開法での治療が一般的になっています。この切開法は全身麻酔で行うのがベターなため、小学校入学まで待たされるケースが多いです。
しかし、自費診療の当院では埋没法で治療を行っているため、年齢制限は設けておらず、2歳くらいのお子様でも安心して治療を行う事が出来ます。
子どもの逆さまつ毛改善に大人気の「埋没法」
子どものためを思った治療法

逆さまつ毛の症状は、二重手術をする事で改善されます。そして、逆さまつ毛の方には一重まぶたの方が多い傾向にあります。まぶたに押され、まつげが圧迫されているイメージがありますよね?眼を閉じた状態で狭い二重を作ると、逆さまつ毛は必ずと言って良いほど治るでしょう。
そして、二重手術には「切開法」と「埋没法」がありますが、切開法はまぶたの成長に影響を与えるほか、一度作ったその二重の線を変える事は出来ても多額な費用が掛かってしまう上、まぶたを切るという事になりますので、お子様からしたら少し恐怖を感じるかもしれません。その点、埋没法はまぶたの成長に影響を与えず、リスクの少ない麻酔を行った手術なので、その施術時間も約20分ほどです。さらに、基本的に日帰り手術なので、お子様も安心して受けられる手術となっています。
なぜ美容外科で行うのか
近年、眼科でも埋没法などの逆さまつ毛治療を行い始めましたが、眼科での治療目的は「逆さまつ毛を治すため」の一つです。しかし、いくら逆さまつ毛が治ると言っても、まぶたの成長に影響がありますし、お子様の望む二重の要望には、必ずしも応えられない可能性もあります。
その点、眼科とは異なる美容外科の逆さまつ毛治療では、美しくする事を前提に、逆さまつ毛を治療するという目的を明確に持っています。
当院の逆さまつ毛治療の手術では、術後の痛みが少ないので強い鎮痛剤を飲む必要がありません。さらに日帰り手術が可能であり、その後の通院も不要です。しかし、麻酔が少し痛むという事があるので、当院では全身麻酔での埋没法も行っています。
大阪府内でも、全身麻酔での逆さまつ毛治療に対応できる美容外科は非常に数少ないのが現状です。
しかし、そのような施術も、お子様にとっては少し怖いかもしれません。当院では、お子様が恐怖を感じてパニックに陥り、心に傷を負ってしまわぬよう、施術中、親御さんの立ち合いをお願いしております。
まとめ
「費用を抑えて機能だけ治したい」なら眼科、「痛みや恐怖を与えず、見た目もきれいに治してあげたい」なら美容外科、という選び方が一つの基準になります。
美容外科の逆さまつ毛治療は、「傷跡を目立たせたくない」「二重のラインを可愛くしたい」「子供に怖い思いをさせたくない」という親御様の願いに寄り添う治療です。 大切なお子様の眼と心の健康のために、選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
当院の「痛くない・怖くない・日帰り全身麻酔」による逆さまつ毛手術の詳細や、具体的な費用、症例写真は、以下のページで詳しくご紹介しています。
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