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鼻のプチ整形・鼻ヒアルロン酸注射

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手術なしで、憧れの鼻へ|切らない鼻のプチ整形

鼻のプチ整形、鼻ヒアルロン酸注射とは?

注射でできる鼻整形で憧れの鼻に

・「鼻を高くしたいけど、手術は怖い…」
・「すっと通った鼻筋に憧れる」
・「仕事が休めないので、ダウンタイムが長い施術は難しい」

鼻ヒアルロン酸注射は、硬めのヒアルロン酸を鼻筋に注入することで、わし鼻を改善したり、全体的に高さを出したりする注入施術です。

鼻に注射する様子

メスを使わないため施術時間はわずか5〜10分。腫れや痛みも少なく、手軽に鼻の高さや形を整えることができます。「まずは試しに鼻を高くしてみたい」という方にもおすすめの施術です。

ヒアルロン酸、レディエッセ注入による鼻を高くする施術は、こういった方に向いています

  • 鼻が低いので鼻を高くしたい
  • 鼻筋を通したい
  • 鼻筋を細く高くしたい
  • 手術はしたくない
  • 仕事が休めないのでダウンタイムが短い治療をしたい

あなたに合うのはどっち?選べる2つの注入剤

 「モデルのようなすっとした鼻筋にしたいが手術はちょっと・・・」という方にピッタリなのが、鼻筋に、ヒアルロン酸やレディエッセを注射する隆鼻術です。

注入部位や注入量を変えることによって、希望の形、高さに変えることが可能です。たとえば、鼻の付け根だけ高くしたい、わし鼻の改善して鼻筋を通したい、といったことも可能です。長期間維持できるヒアルロン酸や、レディエッセの登場により、持続期間が1.5~2年と長くなりました。

① ヒアルロン酸(クレヴィエル):溶かせる安心感と自然な仕上がり

 ヒアルロン酸による隆鼻術とは、鼻筋にヒアルロン酸を注入し、鼻筋を高くしたり、鼻筋を通す「切らない」隆鼻手術です。 ヒアルロン酸は体内に広く存在し、関節ではヒアルロン酸の柔らかい特徴を生かして、クッションの役割を果たし、皮内では肌の弾力性を保つ重要な物質になります。

 当院において鼻ヒアルロン酸注射で使用しているクレヴィエルは、韓国のAESTURA社製の輪郭修正用のヒアルロン酸です。従来のヒアルロン酸よりも分子同士の結合が強く(高密度な架橋構造)、形を保つ力が格段に高いため、周囲に流れにくく、吸収されるまでの期間が2年以上と非常に長くなっています。他の部位にシワ治療として使うのは向いていませんが、鼻筋を高くしたい、顎先に注入したい方に特におすすめしています。

CLEVIEL

② レディエッセ:骨のような成分で長期持続

レディエッセは、アメリカのMERZAESTHETICS社製で、主成分は歯や骨に含まれるハイドロキシアパタイトであり、いわゆるカルシウムになります。

RADIESSE

 レディエッセの注入時には柔らかく皮膚になじみ、数日で固まりその部位にフィットします。そのため、シャープで高さのある鼻筋を形成するのに適しています。注入後はコラーゲンの生成を促し、一部が自己組織に置き換わるため、半永久的な効果が期待できるのが最大の特徴です。


  • 持続期間: 半永久的な効果も期待できる

  • 注意点: ヒアルロン酸のように溶かすことができません。

  • ※患者様のご希望に応じて、クレヴィエルもしくは、レディエッセ注射を選んでいただけます

    クレヴィエル vs レディエッセ 比較表

    特徴項目 クレヴィエル(ヒアルロン酸) レディエッセ
    主成分 ヒアルロン酸 ハイドロキシアパタイト(カルシウムの一種)
    仕上がりの特性 自然でシャープなラインを形成。高密度で形が崩れにくい。 骨のように硬く、シャープで高さのある鼻筋を形成するのに適している。
    持続期間の目安 約2年以上 半永久的な効果も期待できる(一部が自己組織に置き換わるため)
    修正・除去 可能(ヒアルロニダーゼで溶かせる) 原則、不可(ヒアルロニダーゼは効果なし)
    こんな方におすすめ ・初めてで不安な方
    ・万が一の時に元に戻せる安心感が欲しい方
    ・自然な変化を望む方
    ・より長期間の効果を望む方
    ・シャープでくっきりとした高さを出したい方
    ・ヒアルロン酸注入の経験がある方

    鼻ヒアルロン酸、レディエッセ注射のメリット

    メリット1:【手軽さ】

    施術時間はわずか10分。ダウンタイムもほぼ無し。最大のメリットは、その手軽さです。施術は、わずか5〜10分ほどで完了します。

    メスを使わないため、術後の腫れや痛み、内出血は最小限。施術当日からメイクをして帰宅でき、日常生活にほとんど支障がありません。仕事や学校を休む必要がないため、忙しい方でも気軽に受けられるのが魅力です。

    メリット2:【即効性】

    施術直後から鼻が高くなったり、鼻筋が通ったりといった変化を鏡で確認できます。「理想の鼻にすぐなれる」という即効性は、ヒアルロン酸注射ならではの大きなメリットです。大切なイベントや写真撮影の直前に施術を受ける方も多くいらっしゃいます。

    メリット3:【安心感】

    ヒアルロン酸注射の素晴らしい点は、「ヒアルロニダーゼ」という分解酵素を注入すれば、形を修正したり、施術前の状態に溶かして戻したりすることが可能なことです。

    この「やり直せる安心感」は、初めて鼻の整形を考える方にとって、心理的なハードルを大きく下げてくれる要素です。「まずは一度試してみたい」という方に最適な施術と言えるでしょう。

    メリット4:【自然な仕上がり】

    ミリ単位でのデザイン調整が可能。ヒアルロン酸は、注入する量や場所を細かく調整することで、ミリ単位でのデザインが可能です。

    ・「鼻の付け根(鼻根部)だけを少し高くしたい」
    ・「わし鼻の段差を目立たなくしたい」
    ・「全体的に、バレない程度に自然に高くしたい」など、

    一人ひとりのご希望に合わせて、理想のナチュラルなラインを形成できます。

    鼻ヒアルロン酸、レディエッセ注射のデメリット

    デメリット1:効果は永久ではない(定期的なメンテナンスが必要)

    ヒアルロン酸は、もともと体内に存在する成分のため、時間とともに少しずつ体内に吸収されていきます。そのため、注入による効果は永久ではありません。

    持続期間の目安:製剤の種類や個人差はありますが、効果の持続期間は約1年半~2年が一般的です。

    形の維持:理想の高さを維持するためには、効果が薄れてきたタイミングで定期的に再注入が必要になります。

    デメリット2:ごく稀に「血管塞栓」のリスクがある

    これは非常に稀なケースですが、最も注意すべき合併症が「血管塞栓(けっかんそくせん)」です。

    ◆ 血管塞栓とは?
    注入したヒアルロン酸が誤って血管内に入り込み、血流を詰まらせてしまうことです。血流が途絶えると、皮膚組織に栄養が届かなくなり、最悪の場合、皮膚の壊死や失明といった重篤な事態に至る可能性があります。

    ◆ 万が一の初期症状
    もし施術後に以下のような症状が現れた場合は、血管塞栓の可能性があります。

    ・注入後も続く、ズキズキとした強い痛み
    ・注入した部位やその周辺の皮膚が、白っぽく、または紫色に変化する

    このような症状を感じたら、絶対に我慢せず、直ちに施術を受けたクリニックへ連絡してください。迅速にヒアルロン酸を溶かす注射(溶解)で対処する必要があります。合併症を防ぐには、経験のあるDrに注入してもらうようにしましょう。

    鼻ヒアルロン酸注射、レディエッセ注射の副作用とリスク

    鼻へのヒアルロン酸注射、レディエッセ注射は、メスを使わずに鼻の形を整えられる手軽な施術ですが、以下のような副作用やリスクが伴います。

    比較的よく見られる副作用(軽度・一過性)

    腫れ、むくみ、赤み

    注入後の正常な反応として、施術部位が数日〜1週間ほど腫れたり、赤みが出たりすることがあります。ほとんどの場合、自然に治まります。微小な内出血や、針で組織を傷つけてしまうのが、原因といわれています。

    内出血

    注射針が皮膚内部の毛細血管に当たった際に起こります。紫色や黄色っぽいあざになりますが、1〜2週間ほどで吸収され消えていきます。カニューラ針を使用するにあたり、注射針で針孔を作成した際の出血が原因です。

    痛み・圧痛

    注射時や施術後に、ズキッとした痛みや、押した時の痛み(圧痛)を感じることがあります。通常は数日で軽快します。

    違和感

    ヒアルロン酸が組織に馴染むまで、鼻に圧迫感や硬さを感じることがありますが、時間ととも徐々に自然になります。

    重大なリスク(頻度は低いが注意が必要)

    血管閉塞(けっかんへいそく)

    最も注意すべき重大なリスクです。誤って血管内にヒアルロン酸やレディエッセが注入されると、血管が詰まり血流が途絶えてしまいます。これにより、皮膚が壊死(えし)したり、最悪の場合、ヒアルロン酸が目の血管まで流れて失明に至る可能性があります。鼻根部(目頭の間)や鼻先は特にリスクが高い部位とされています。

    アレルギー反応

    ヒアルロン酸製剤自体や、製剤に含まれる麻酔薬などに対してアレルギー反応が起こることがあります。強い腫れ、赤み、かゆみなどの症状が出ます。数週間から数ヶ月経ってから症状が出る「遅延性アレルギー」もあります。抗アレルギー剤の内服や、ヒアルロニダーゼの溶解で治療する場合があります。

    感染症

    注射した部分から細菌が入り込み、化膿してしまうリスクです。施術部位が赤く腫れ上がり、熱感や痛みが続きます。感染が疑われる場合には、抗生剤の内服をしていただくことがあります。

    しこり・凹凸(でこぼこ)

    注入するヒアルロン酸の量が多すぎたり、注入する層が不適切だったりすると、皮膚の表面がデコボコしたり、触ると硬いしこりのように感じられたりすることがあります。

    ヒアルロン酸の移動

    鼻筋に注入したヒアルロン酸が、時間の経過とともに重力などの影響で横に広がり、鼻筋が太く見えてしまうことがあります。

    ヒアルロン酸注入は手軽な施術ですが、アレルギー反応や血管閉塞などのリスクが全くないわけではありません。当院では安全性を第一に施術を行っておりますが、万が一の事態に備え、ヒアルロン酸を分解・除去できる「ヒアルロニダーゼ」を常に準備しております。ヒアルロニダーゼは、仕上がりの修正だけでなく、緊急時の治療薬としても使用される重要な薬剤です。

    【鼻ヒアルロン酸注射】ダウンタイムの過ごし方

     鼻へのヒアルロン酸注射、レディエッセ注射後に思い通りの仕上がりにするためには、いくつかの気を付けるポイントがあります。以下の注意点を守って理想の鼻筋にしましょう。

    施術当日

    安静に、そして冷やす

    施術当日は、注入部位に軽い赤みや腫れ、鈍い痛みを感じることがあります。これらは数時間〜翌日には自然に落ち着きます。

    冷やす(アイシング):赤みや腫れが気になる場合は、保冷剤を清潔なタオルなどで包み、優しく鼻の付け根や周辺を冷やしてください。

    入浴・飲酒・運動はNG:血行が良くなると、腫れや内出血のリスクが高まります。当日は長時間の入浴やサウナ、激しい運動、飲酒は避け、シャワー程度で済ませましょう。

    メイク・洗顔:施術後2〜3時間後から可能です。ただし、注入部位を強くこすったり、刺激を与えたりしないように注意してください。

    施術後2〜3日間

    ヒアルロン酸が定着する大切な期間

    この期間は、注入したヒアルロン酸がまだ柔らかく、組織に馴染んで固まるまでの大切な時期です。

    【最重要】強く押さえない・触らない:注入したヒアルロン酸が完全に定着するまで、無意識に鼻を強く押さえたり、頻繁に触ったりしないようにしましょう。

    うつ伏せ寝は避ける:就寝時に鼻が圧迫されないよう、できるだけ仰向けで寝ることを心がけてください。

    メガネの使用:鼻筋にヒアルロン酸を注入した場合、メガネの鼻パッドが当たることで形が崩れる可能性があります。

    施術後1週間

    日常生活での注意点

    顔のマッサージやエステ:顔のマッサージや美顔器の使用は、注入部位に圧力をかける可能性があるため、少なくとも術後2週間は控えてください。

    内出血が出た場合:稀に内出血が起こり、注入部位が黄色になることがありますが、1〜2週間で自然に吸収されて消えていきます。

    コムロ美容外科のこだわり

    血管を傷つけにくいカニューラ針を標準使用

    当院では鼻プチ整形で、ヒアルロン酸やレディエッセ注入にはマイクロカニューラ(カニューラ針)を使用しています。通常よく使われる注射針は、皮膚や血管に刺さるように先端がとがっていて、ヒアルロン酸注入に使うと、内出血や血管塞栓の原因になる可能性があります。

    一方、マイクロカニューラは先端が丸く整形されていて、横に穴が開いています。そのため、鼻プチ整形の際、血管を傷つけにくく血管塞栓を起こしにくい注射針です。
    *針孔作成時に出血や内出血を起こす可能性があります。

    • カニューラ針先端の拡大写真

      カニューラ針先端の拡大写真

    • カニューラ針の全容

      カニューラ針の全体写真

    通常の注射針 マイクロカニューラ
    先端の形状 鋭く尖っている 丸くなっている
    薬剤の出口 針の先端 針の側面
    メリット 価格が安い。骨膜上に注入しやすい 血管や神経を傷つけにくく、内出血や痛みを大幅に軽減できる
    デメリット 血管を傷つけやすく、内出血の可能性が高くなる カニューラが高額なため、追加費用がかかる可能性がある。(数千円程度)

    施術の流れ

    1.カウンセリング
    医師がご希望の鼻の形や高さを丁寧にヒアリングし、最適な注入剤とデザインをご提案します。当院では、ヒアルロン酸として、クレヴィエルまた、カルシウムが主成分のレディエッセを用意しています。それぞれのメリットだけでなく、リスクもしっかりご説明しますのでご安心ください。
    2.麻酔、デザイン
  • 痛みを軽減するため、麻酔クリームを塗布します。麻酔が効いたら、鏡で確認しながら注入部位をペンでマーキングします。

  • 3.注入(約5〜10分)
    リラックスした状態で施術を受けていただきます。痛みをさらに和らげるため、極細の針で局所麻酔を追加します。途中、鏡で仕上がりを確認しながら、微調整を行います。
    4.終了・アフターケア
    施術は以上で終了です。メイクは2時間後から可能。もし注入剤が余った場合は、当院で衛生的に保管し、次回の注入時に使用できます(追加費用なし)。

    鼻ヒアルロン酸注射、鼻レディエッセ注射の料金

    項目 費用
    レディエッセ注入 132,000円/1本(1.5cc)
    ヒアルロン酸注入(クレヴィエル) 88,000円/1本(1.0cc)

    症例写真

    • 術前

      Before

    • 術後

      After

    • 概要

      鼻尖が丸いのを気にされてクレヴィエルを鼻尖先端に注入しました。
      血管内注入のリスクを考慮して、先端が丸いカニューラ針を使用して注入しています。

    鼻ヒアルロン酸注射でわし鼻を改善する方法

    わし鼻は、鼻筋の中央部分にある骨(ハンプ)が突き出て、横から見るとワシのくちばしのように見える状態を指します。この鼻筋の凹凸を、ヒアルロン酸注射によってなめらかに整え、美しいストレートラインや自然なカーブの鼻筋に見せることが可能です。メスを使わずにコンプレックスを解消できるため、美容整形の中でも人気の高い施術の一つです。

    • 鷲鼻の症例術前

      Before

    • 鷲鼻の症例術後

      After

    • 概要

      50代女性クレヴィエル注入
      わし鼻の最も特徴的な部分である、鼻筋の出っ張った骨(ハンプ)の上(眉間側)と下(鼻先側)の凹んでいる部分にクレヴィエルを0.5㏄注入しました。これにより、凹凸が埋まり、鼻筋全体がまっすぐ滑らかなラインになります。鼻尖は低くなかったため、注入していません。

    鼻ヒアルロン酸注入の医師からのメッセージ

     私は鼻のプチ整形において、長期的な効果と骨格に馴染む仕上がりから、レディエッセをおすすめすることが多いです。特に鼻の付け根(鼻根部)は骨に近く、レディエッセが定着しやすいため、半永久的な効果を実感しやすい部位です。


     一方で、ヒアルロン酸には「万が一の時に溶かせる」という絶対的な安心感があります。また、クレヴィエルは粒子が大きく流れにくいため、高く、細い鼻筋を作りやすいというメリットがあります。


     どちらの製剤にも優れた点があります。カウンセリングであなたの理想をじっくりお聞かせください。あなたにとって最善の方法を一緒に見つけていきましょう。

    鼻ヒアルロン酸注射のよくある質問

    Q.過去にレディエッセ注入を受けたことがありますが、将来的に、プロテーゼの手術は可能でしょうか?

    A. はい、基本的には問題なく可能です。レディエッセは非吸収性の粒子を含みますが、ヒアルロン酸と同様の層に注入されているため、上からヒアルロン酸を注入することや、将来プロテーゼ手術を行う際に、ポケットを作成する過程でほとんどを掻き出す(除去する)ことが可能です。
    ただし、ヒアルロン酸やレディエッセ以外の除去が困難な注入物を受けられたことがある場合は、安全のため施術をお断りする可能性がございます。
    カウンセリング時に必ず医師にお伝えください。

    Q.失明などの重い副作用が起きるリスクが心配です。

    A. 鼻へのヒアルロン酸注入による失明や皮膚壊死といった重篤な合併症は、ヒアルロン酸が血管内に入り、血流を妨げてしまう「血管閉塞」が原因です。これは非常に稀なケースですが、当院ではこうしたリスクを限りなくゼロに近づけるため、以下の対策を徹底しております。

    解剖学の熟知:鼻周辺の血管や神経の走行を熟知した経験豊富な医師のみが施術を担当します。
    丁寧な注入:時間をかけ、圧力をかけすぎず、ゆっくりと丁寧に注入します。
    マイクロカニューレの使用:先端が丸い針を使用し、血管を傷つけるリスクを最小限に。
    緊急時の体制:万が一の場合に備え、ヒアルロン酸を溶かすヒアルロニダーゼを常に常備しています。

    Q.施術中の痛みはどれくらいですか?痛みに弱いので心配です。

    A. 痛みを最小限に抑えるため、麻酔クリーム(表面麻酔)と、非常に細い針での局所麻酔を併用します。そのため、注入時の痛みはほとんどなく、多くの方が「最初にチクっとする程度だった」「思っていたより平気だった」とおっしゃいます。

     また、当院では先端が丸く、血管を傷つけにくい「マイクロカニューレ」という特殊な針を使用しています。これにより、痛みや内出血のリスクをさらに軽減できます。
    Q.注入したヒアルロン酸が、横に流れたりすることはありませんか?

    A.当院では、鼻の形成に適した「硬さ(架橋)」と「粘度」のある高品質なヒアルロン酸製剤を厳選して使用しています。これにより、注入後に形が崩れたり、横に広がって鼻筋が太くなったりするリスクを最小限に抑えています。医師が骨格や皮膚の状態に合わせて最適な製剤を選択し、適切な層に注入しますのでご安心ください。

    Q.周囲にバレたりしませんか?

    A.腫れが少なく、また、カウンセリングで決めたデザイン通りに自然な範囲で高くするため、周囲の方に「整形した」と気づかれる心配はほとんどありません。急激な変化ではなく、自然なきれいな鼻筋を作るのがヒアルロン酸注入の特長です。

    Q.効果はどのくらい持続しますか? また、長持ちさせる方法はありますか?

    A.当院で使用しているクレヴィエルやレディエッセは、長期間持続性のある注入剤で、6ヶ月〜2年程度持続するとされています(個人差あり)。
    注入直後2〜3日は、部位を強く圧迫したりマッサージしたりしないようにご注意ください。変形やへこみの原因となる可能性があります。
    また、施術後1ヶ月程度は、血行が過度に良くなる行為(サウナ・長風呂・激しい運動・大量の飲酒など)を避けることで、吸収スピードを緩やかにし、効果を長持ちさせることができます。
    効果を維持するためには、1年〜1年半ごとのタッチアップ(再注入)をおすすめしています。

    Q.鼻先を高くしたり、団子鼻をシャープにしたりすることもできますか?

    A.ヒアルロン酸注入は、鼻筋を通す・鼻根部を高くするなど、鼻全体の高さを出すには非常に有効な治療です。
    ただし、鼻先(鼻尖部)は血管が密集し皮膚も硬いため、ヒアルロン酸で大きく形を変えるのは難しい部位です。
    無理に注入すると血流障害やヒアルロン酸の横流れによって、鼻尖が太く見えたり不自然な形になるリスクもあります。
    当院では安全性を重視し、ヒアルロン酸で可能な範囲内でナチュラルなデザインをご提案いたします。

    Q.もし仕上がりが気に入らなかった場合、元に戻せますか?

    A.はい、可能です。クレヴィエルなどヒアルロン酸製剤は、「ヒアルロニダーゼ」という分解酵素を使うことで、溶解し元の状態に近づけることができます。
    ただし、硬さのある製剤は1回の分解注射で完全に溶けないことがあり、2〜3回程度の施術が必要になることもあります。
    修正可能なため、外科手術に比べてトライしやすい点がヒアルロン酸注入の大きなメリットです。

    鼻ヒアルロン酸注射と関連のある手術

    シリコンプロテーゼ隆鼻術

    半永久的な効果をご希望の場合には、こちらがおすすめです。既製のプロテーゼの中から希望に近いタイプを選び挿入します。鼻ヒアルロン酸注射と違い半永久的な効果が得られます。鼻骨のゆがみ等がある場合には、3DCT画像から自身の骨格に完全にフィットするプロテーゼを作成する、3D鼻オーダーメイドプロテーゼも取り揃えています。