シミ内服
しみ治療、絶大な効果のある、しみとりレーザーや、フォトフェイシャルを受けただけで安心していませんか?
せっかく治療を受けて綺麗になっても、タバコを吸ったり、日焼け対策をしていないと、しみだらけのお肌に戻ってしまいます。
そこで、お受けになられた治療効果を長続きさせるために、シミ内服薬の併用をお勧めします。

内服薬治療のメリットは、副作用なく、簡単にご自宅でしみ治療ができるといった点があります。
当院オリジナルのしみ内服薬の成分は、シミ全般に効果のあるシナール配合錠(ビタミンC+パントテン酸カルシウム)や、肝斑の特効薬であるトラネキサム酸、ビタミンCとの併用で相乗効果のあるユベラ(ビタミンE)、ハイチオール80(L-システイン)など数種類の薬が含まれています。
コムロ美容外科のシミ内服セットの特徴
シミ全般に効果のあるものだけをセットにしています。
市販では購入できないものです。
トランサミン(トラネキサム酸)は抗プラスミン剤とよばれ、通常止血剤として使われる薬ですが、研究の結果、少量を長期間服用することでシミ、特に肝斑の改善に効果のあることが明らかになってきました。
紫外線刺激や、妊娠、ピルの服用によるホルモンバランスの変化で、皮膚のプラスミン活性が高まり、メラノサイト(メラニン産生細胞)が刺激されてメラニンが増加させます。
これに対して、トラネキサム酸は、その抗プラスミン作用によりメラニン産生細胞を抑制して、シミをうすくします。
初めの1~2ヶ月で効果が見られ、ゆっくりとシミが薄くなっていきます。長期間の服用は、くすみまでも改善させる効果があります。
トランサミン(トラネキサム酸)はこういった方に向いています。
- 肝斑でお悩みの方
- 炎症性色素沈着でお悩みの方
※肝斑
両頬を中心に地図のような薄いシミが左右対称にできることの多いシミ
30代から40代の女性に多く見られます。
※炎症性色素沈着
怪我や火傷の跡にできることの多い、黒っぽいシミ
トランサミン(トラネキサム酸)の副作用は?
トラネキサム酸は、比較的安全な薬ですが、もともとの使われ方は、固まった血液の塊を溶かしにくくすることで、出血を止めるお薬です。ピルを内服中の方や、血栓症のような血が固まりやすい病気の方には、体に合わない場合があります。そのようなお病気で治療を受けられている方は、医師にご相談ください。
トラネキサム酸の効く肝斑とは?
30歳~40歳代の女性によくみられるしみの一種で、日焼けに関係なくでき、目尻や頬に左右対称な形で現れます。ピルを内服していたり、女性ホルモンバランスが崩れたりすると、できることが多いしみです。肝斑には、通常のしみとりレーザーは効果がなく、トラネキサム酸を中心に治療を行ってきましたが、レーザートーニングの登場で安全確実に治療することができるようになりました。
トラネキサム酸の作用
- 肝斑や色素沈着の改善
- メラニンの生成を抑制することにより、肝斑や色素沈着の改善に効果があります。
- 炎症の抑制
- 酒さなどの肌の赤みや刺激感を軽減する効果があります。
シナールとは、有効成分であるアスコルビン酸(ビタミンC)とパントテン酸カルシウムが、メラニンの生成を抑えることでシミの改善を助けます。
ビタミンCには免疫向上機能など、いろいろ効果があるのですが、美白の効能は、チロシンからシミの原因である、メラニン色素が作られるのをブロックするのと同時に、メラニン色素自体を漂白する効果があり、紫外線によるメラニン色素の生成を抑えて、色素の沈着を防ぐ働きがあります。
一方、パントテン酸カルシウムも水溶性ビタミンであるビタミンB5の一種です。皮膚の健康維持に大切な役割を果たし、レバーや卵などに含まれています。
この2つの成分が協調して働くことで、シミの改善に効果を発揮します。
内服や、注射以外の治療手段としてはイオン導入がありますが、その際ビタミンCを使うと、皮膚の再生をつかさどる線維芽細胞を活性化して、コラーゲンを生成し、肌にハリをだす美肌効果があります。
ビタミンCは体内では作られず、体内にたくさんは蓄えられないため、定期的に摂取が必要ですが、酒やたばこ、ストレスが多い方は、体内でビタミンCがこわされてしまうため、食事での摂取量では足りなくなる場合があります。心当たりがある方は、しみ内服薬の使用をお勧めします。
シナールはこういった方に向いています。
- シミを薄くしたい
- 肌荒れが気になる
- 免疫を整えたい
ビタミンCの効果とは?
シナールに含まれるビタミンCは、健康な肌を維持するために非常に重要な栄養素です。ビタミンCを内服することによって、肌にはさまざまなメリットがあります。
またパントテン酸カルシウムも、ビタミンCの働きの補助肌のバリア機能回復ストレスへの抵抗力上昇効果があります。
- 1. 抗酸化作用
- ビタミンCは強力な抗酸化物質であり、活性酸素が細胞に結びつくことで起きる(錆び)酸化ストレスから肌を守ります。これにより、肌の老化が遅くなり、シミやシワの形成を防ぎます。
- 2. コラーゲン合成促進
- ビタミンCはコラーゲンの生産に必要な要素であり、肌の弾力性やハリを保つのに重要です。コラーゲンは肌の構造を支え、若々しい外見を維持するのに役立ちます。
- 3. 肌のトーン均等化
- ビタミンCはメラニンの生成を抑制し、肌のトーンを明るい色に変える効果があります。これにより、シミや色素沈着の軽減が期待できます。
- 4. 炎症の軽減
- ビタミンCは抗炎症作用もあり、肌の炎症や赤みを軽減するのに役立ちます。日焼けや、ニキビの炎症を抑え、シミを防ぐ効果があります。
- 5. UVダメージからの保護
- 過剰な紫外線は遺伝子を傷つけ、肌の老化現象につながります。ビタミンCは紫外線(UV)によるダメージから肌をダメージを軽減する効果があります。日常的なビタミンCの摂取は、紫外線による肌への損傷を軽減し、日焼けや日焼け後の炎症を和らげるのに役立ちます。
ビタミンCの副作用は?
ビタミンCは水溶性ビタミンであり過剰摂取しても体外にすぐ排出されるため、深刻な副作用はありません。
副作用としては、下痢・胃部不快感・悪心・嘔吐などの報告があります。
これはシナールに含まれるビタミンCに下剤としての作用があるためだと考えられています。
ビタミンCと同様に抗酸化作用のあるビタミンで、体の細胞が活性酸素によって酸化(錆びてしまうの)を防ぐ効果があります。
しみの原因であるメラニンは、チロシンというアミノ酸が酸化されて合成されます。
ビタミンEの抗酸化作用により、この反応を抑えることでメラニン産生を抑制し、しみをできないようにします。
しかし、ビタミンE単独では美白効果は薄く、ビタミンCも併せて内服する必要があります。
ビタミンCを同時に摂取すると、役割を終えて働かなくなったビタミンEを再生させる効果がビタミンCにはあるため、シミ改善効果がより一層高まります。
それ以外にビタミンEには、血液をサラサラにすることで、毛細血管や静脈の血液の流れを促進する効果があります。血液の流れが良くなることで、静脈の色が透けて見えることによっておこる、目元のくまを改善させることができます。
ビタミンEの代表的な働きとしては、抗酸化作用と血行促進作用があります。
抗酸化作用によって、体内で生成された肌トラブルの原因となる活性酸素によるダメージから細胞を守るのを助けることができます。
血行促進作用では、皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)を高める効果が期待できます。しもやけなど、皮膚の血流が悪くなった場合にも、ビタミンEの血行促進作用は有効です。
ビタミンEの美容効果
- 抗酸化作用によるエイジングケア
- ビタミンEは強力な抗酸化作用を持ち、活性酸素を除去して細胞の酸化を防ぎます。これにより、肌のシミやシワ、たるみ対策に効果が期待されます。
- 血行促進効果
- 血管を拡張し、血行を促進する作用があります。これにより、新陳代謝が活発になり、肌のくすみ改善や栄養の供給がスムーズになります。目元の青くまの静脈血流も改善するため、改善が期待できます。
- 保湿・乾燥肌対策
- 皮脂の適度な分泌を促し、肌の保湿効果を高めます。乾燥や肌荒れ対策に有効です
- ニキビや肌荒れの改善
- 抗炎症作用があり、ニキビや肌荒れの改善にも効果的です。
システインは髪や爪、皮膚にも存在する成分で、「アミノ酸」の一種です。アミノ酸とは、身体の構成成分となり生命活動に必要なたんぱく質を作り出す成分です。アミノ酸のなかでも、体内で合成できないため外から取り入れる必要のあるものを「必須アミノ酸」、体内で合成できるものを「非必須アミノ酸」と言い、システインは後者に当たります。
ハイチオール(L-システイン)の作用
- 美肌づくりを助ける
- 身体の代謝を助ける
- 抗酸化作用がある
グルタチオン(Glutathione)は、人体において重要な抗酸化物質です。主に3つのアミノ酸(グルタミン酸、システイン、グリシン)から構成され、体内で生成されます。しかし、20代をピークに減少していくため食事や、サプリメントで補う必要があります。
グルタチオンには以下のような効果があります。
タチオンの作用
- 抗酸化作用
- グルタチオンは強力な抗酸化物質として、体内の活性酸素を除去し、細胞の酸化(錆び)を防ぎます。細胞の酸化は、老化やがんの原因となるため、
細胞の酸化を防ぐのは、アンチエイジングのために重要です。
- 解毒作用
- グルタチオンは肝臓の働きを助け、アルコールが分解される結果生じるアセトアルデヒドなどの有害物質を無毒化して体外に排出します。二日酔い改善や、疲労改善効果があります。
- 美白作用
- グルタチオンはメラニン色素の生成を抑え、シミやくすみの予防・改善に効果を発揮します。肌に含まれるグルタチオンが現状するとメラニンの生成が増え、シミやくすみの原因となります。グルタチオンはこのメラニン生成を抑制することで、美白効果をもたらします。
- アンチエイジング効果
- グルタチオンは細胞の老化を防ぎ、若々しさを保つ効果も期待されています。細胞の老化は、シワ、たるみ、くすみなどの肌老化の原因となるだけでなく、様々な病気のリスクを高めることにもつながります。
グルタチオンは、以下のような人におすすめです。
- シミやくすみなどで悩んでいる方
- 肌荒れが気になる方
- 疲労がたまりやすい方
- 飲酒の頻度が多く二日酔いしやすい方
グルタチオン内服以外のグルタチオン治療方法
グルタチオン点滴は、経口摂取と比較して吸収率が高く、短期間で効果を実感しやすいというメリットがあります。
効果の持続期間は、点滴の方が注射よりも長いです。
*現在、国内のグルタチオン内服の供給がひっ迫しており、海外輸入のグルタチオンを代わりに処方しております。(2025年1月現在)
項目 | 費用(税込み) |
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しみ内服セット(4種)30日分 | 4,400円 |
しみ内服セット(5種)30日分 | 5,500円 |
未承認機器・医薬品の掲載に関して
承認医薬品
記載されている薬剤は承認医薬品ですが、保険診療外の美容外科において適応外使用の為、適応外使用です。