ヒアルロニダーゼ注射(ヒアルロン酸溶解注射)
ヒアルロン酸を溶かす注射「ヒアルロニダーゼ」とは?効果・副作用・失敗しないためのポイントを解説
ヒアルロン酸注入は手軽な美容医療として人気ですが、
「仕上がりがイメージと違った」
「凸凹になってしまった」
といったお悩みを持つ方もいらっしゃいます。
大阪のコムロ美容外科では、ヒアルロン酸を溶かしたいがなかなか効果が出ないといった場合、超音波エコーを使って注入部位(深さ、位置)を診断し、的確にヒアルロニダーゼ注射することが可能です。 「一度で確実に治したい」という患者様が多く、大阪府内だけでなく、東京・名古屋・福岡など遠方からも多くの患者様にご来院いただいております。
コムロ美容外科が、ヒアルロニダーゼ注射で行っていること
ヒアルロニダーゼの効果を最大限に引き出すには、正確な注入技術が不可欠です。
注入されたヒアルロン酸は、時間の経過とともに自身のコラーゲンでできた薄い膜(コラーゲン被膜)に覆われ、その場で安定しようとします。ヒアルロン酸を効率よく溶かすには、この被膜の中に正確にヒアルロニダーゼを注入しなければ、効果は半減してしまいます。
確実な注入を実現するための方法
大阪のコムロ美容外科では、より確実にヒアルロン酸を溶解するため、以下の方法を行っています。
1.超音波エコーによる深さの測定
ほうれい線や頬など、皮膚の深い層に注入されたヒアルロン酸を溶かす場合、まずは超音波エコーでヒアルロン酸が存在する層の深さを正確に測定します。
2.カニューレ針(鈍針)の使用
一般的にヒアルロニダーゼ注射には細い注射針を使います。コストが安いのがメリットですが、出血のリスクを伴い、ヒアルロン酸を包み込む被膜を簡単に貫いてしまい、ヒアルロン酸が十分に溶けないということがよくあります。 そこで、当院では、コストは高いのですが、先端が丸く血管を傷つける可能性の低い「カニューラ針」を使用します。これを使うことで、内出血の確率を抑えながら、ヒアルロン酸を包む被膜内へ的確にヒアルロニダーゼを注入することが可能です。
ヒアルロン酸注入の修正を検討している方は、こうした専門的な知識と技術を持つクリニックに相談することが、満足のいく結果への近道です。
ヒアルロニダーゼはこんな時に使います。
ヒアルロニダーゼは、ヒアルロン酸を分解する効果を持つ酵素です。
ヒアルロン酸注入後の、以下のようなお悩みを解決するために使用されます。
- ヒアルロン酸注入後の仕上がりが気に入らない
- ヒアルロン酸のしこりで、皮膚の表面が凸凹になってしまった
- ヒアルロン酸の注入量が多すぎて、不自然に見える
- ヒアルロン酸が希望とは違う部位に流れてしまった
- ヒアルロン酸注入前の状態に元に戻したい
ヒアルロニダーゼを気になる部位に注射すると、数時間という短時間で注入されたヒアルロン酸を分解し、量を減らすことができます。
ヒアルロニダーゼの「効果」と「仕組み」
ヒアルロニダーゼは、ヒアルロン酸を構成する「グリコサミノグリカン」という成分の結合を分解する働きがあります。
例えるなら、鎖のように長く連なって構造を保っているヒアルロン酸の、その鎖の連結部分を断ち切るのがヒアルロニダーゼの役割です。結合が断ち切られることで、ヒアルロン酸は急速に分解・吸収されていきます。
効果はいつから?即効性と作用期間
ヒアルロニダーゼの効果は非常に速く、注入後わずか数時間でヒアルロン酸の分解が始まり、通常は24~48時間でその効果の大部分が現れます。ただし、注入されたヒアルロン酸の種類や量、硬さ(架橋の度合い)によって分解速度は異なり、最終的に状態が落ち着くまでには1週間程度かかることもあります。
ヒアルロニダーゼ注射 大阪のコムロ美容外科のここが違う
ヒアルロン酸は注入後しばらくすると、その周囲にコラーゲン被膜を作り、安定した状態に入ります。ヒアルロニダーゼを被膜内に注入しなければ、ヒアルロン酸を溶かす効果は半減します。
ではどうしたらいいのでしょうか?当院では、ほうれい線や頬などの深い層に注入されているヒアルロン酸を溶解したい場合は、超音波エコーなどで層の深さを測定し、カニューラ針のような鈍針を使うとヒアルロン酸の詰まった被膜内に、確実にヒアルロニダーゼを注射することが可能です。
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カニューラ先端
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カニューラ全体
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他の効果もあります。
ヒアルロニダーゼは強めの内出血治療にも使えます。
二重整形などのお顔の手術後、強い内出血が出てしまう場合があります。赤あざ以上の内出血の場合、皮下に血種が残っていることが予想されます。可能であれば血腫を洗浄除去するのですが、さらにヒアルロニダーゼを内出血の強い部位に注射すると、固まった血液を溶かし分解吸収を早める効果があります。内出血が出やすい脂肪吸引では、あらかじめ散布する麻酔液にヒアルロニダーゼを混ぜることあります。
ヒアルロン酸注入の失敗を修正したい
他院で受けた施術の修正も積極的に対応しています
「他のクリニックで注入したヒアルロン酸ですが、診てもらえますか?」というお問い合わせを非常に多くいただきます。 施術を受けたクリニックに行きづらかったり、ヒアルロニダーゼを注射してもらったが、溶解の効果が実感できなかったりして、修正の相談先に迷われている方は少なくありません。
当院では、他院での注入後の修正を積極的に受け入れております。
「どこの層に入っているかわからない」場合でも対応可能
他院修正で最も難しいのは、「どの種類のヒアルロン酸が、どの深さに、どれくらい入っているか」が患者様ご自身でも分からないことです。 ヒアルロニダーゼ注射を行っても、見当違いの場所に注射したのであれば、改善は期待できません。
大阪のコムロ美容外科では、超音波エコーを使用することで、ブラックボックスになりがちな皮下の状態(ヒアルロン酸の位置や深さ)を可視化し、診断してから治療を行います。紹介状がなくても問題ありませんので、お一人で悩まずにご相談ください。
他院の施術修正例
ヒアルロン酸注入はメスを入れる手術よりも簡単な施術ですが、技術、知識不足や、ヒアルロン酸が流れたり、膨らんだり、血管塞栓を起こす可能性もあるなど、繊細な配慮が必要です。
写真はヒアルロン酸注入の修正の適応です。
上眼瞼の陥凹部に注入したヒアルロン酸が二重ライン近くまで落ちてきています。

1. 希望していない部分にヒアルロン酸を注入された、治したい部位と違う部位が腫れた
そもそもデザインがずれていたり、ヒアルロン酸が筋膜の間を通って意図していない部位に流れることがあります。
2. ヒアルロン酸が注入後数か月経って、移動してきている
粒子が細かいヒアルロン酸(当院ではスタイレージS)などを、上眼瞼、下眼瞼の涙袋に注入した場合、数か月以降、下に移動することがあります。皮下脂肪の隙間を伝って流れていると思われます。
3. ヒアルロニダーゼを注入したが、しこりがなくならない
皮下組織が厚い場合、ヒアルロン酸が皮下ではなく、もっと深い骨膜の上に注入されている場合があり、ヒアルロニダーゼがヒアルロン酸に注入できていない可能性があります。ヒアロロン酸を取り囲む被膜の外にヒアルロニダーゼを注射しても、ヒアルロン酸は溶解できません。
4. 鼻にヒアルロン酸を注入して血流障害を生じた。
大阪のコムロ美容外科だからできる|ヒアルロニダーゼ注入の際に超音波エコーを使用
ヒアルロニダーゼはヒアルロン酸の入っている層に注入しなければ、効果を発揮しません。涙袋や口唇などの注入層が限られている場合はともかく、頬など厚みがある部位にはどうした良いのでしょうか?
大阪のコムロ美容外科では、超音波エコーでヒアルロン酸注入部を探すことが可能♪
ヒアルロン酸の入っている深さ、量、範囲を測定できます。他院ではヒアルロニダーゼを注射しても十分な効果が出なかった方にも効果を実感していただいています。
エコー写真の例は「ヒアルロン酸注入のデザインとは違う部位が膨らんでしまい、超音波エコーでヒアルロン酸が流れたことが分かった症例」のものです。

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GE Healthcare社のVersana Balanceを使用しています。
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*超音波エコーには別途費用が掛かります。
ヒアルロニダーゼの副作用と安全性
ヒアルロニダーゼ注入には、以下の副作用の可能性がありますが、当院では使用する薬剤を厳選し、リスクを最小限に抑えています。
① アレルギー反応(発生頻度:ごく稀)
ヒアルロニダーゼは酵素の一種であるため、稀にアレルギー反応(赤み、腫れ、かゆみなど)を起こす可能性があります。
当院では、よりアレルギーリスクの低い製剤「Hirax」を導入
従来、美容医療業界では「Liporase(リポラーゼ)」という製剤が広く使用されてきましたが、当院の臨床経験上、アレルギー反応が出る頻度が否定できませんでした。
そこで大阪のコムロ美容外科では、患者様の安全を最優先に考え、より不純物が少なく、アレルギー発症率が低いとされる製剤「Hirax(ハイラックス)」へ全面的に切り替えました。
製剤の変更により、以前に比べてアレルギーのリスクは大幅に低減されていますが、ゼロではありません。そのため、当院では引き続き万全の安全対策を行っています。
ハチ刺されの経験がある方は要注意
ヒアルロニダーゼの酵素構造はハチ毒と類似しているため、過去にハチに刺されたことがある方は、交差反応によりアレルギーを起こすリスクが高くなります。
該当する方は、必ずカウンセリング時に事前にお申し出ください。
リスクを最小限にするための当院の対策
- 高品質な製剤(Hirax)の使用:不純物が少なく、アレルギー発症頻度の低い製剤を厳選して使用しています。

- アレルギーテスト(皮内テスト)の実施:アレルギー体質の方、過去にハチに刺された経験がある方、または大量(0.5cc以上)の溶解が必要な場合には、施術前に腕の内側へ少量を注入する皮内テストを行います。15~30分ほど反応を確認し、問題がないことを確認してから本注入を行います。Hiraxは従来のヒアルロニダーゼと比較して、アレルギーリスクが大幅に低減されています。
- 緊急時の対応:万が一アレルギー反応が生じた場合でも、院内に抗ヒスタミン薬やステロイド薬を常備しており、迅速な処置・治療が可能な体制を整えています。
② 元々体内にあるヒアルロン酸への影響
「自分自身の肌のヒアルロン酸まで溶けてしまわないか」「肌が萎んでしまわないか」と心配される方もいらっしゃいます。
結論から言うと、長期的な悪影響はほとんどありません。
ヒアルロニダーゼは、注入された「架橋(加工)されたヒアルロン酸」に強く作用します。一時的にご自身のヒアルロン酸も分解される可能性はありますが、体内のヒアルロン酸は新陳代謝が活発で、毎日生成されています。
数日で元の状態に戻るため、肌が萎んで戻らなくなるということはありません。
施術費用
| 項目 | 費用(税込み) |
|---|---|
| ヒアルロニダーゼ注入 0.1cc | 11,000円 |
| ヒアルロニダーゼの注入に使うカニューラ針を使う場合 | 無料 |
| ヒアルロニダーゼ注入の際に超音波エコーを使う場合 | 6.600円 |
*ヒアルロニダーゼ注入の際、カニューラ針を使用することで、ヒアルロン酸入った被膜(カプセル)内に確実に注入することが可能です。
*架橋構造のしっかりしているアラガン社のボリューマや、鼻プチ整形用のクレヴィエルの溶解には、複数回ヒアルロニダーゼの注射が必要な場合があります。
ヒアルロニダーゼの留意点
| 処置時間 | 約10分※注入範囲による |
| 通院 | なし |
| メイク | 当日より可能 |
| 入浴・洗顔 | 当日より可能 |
| 赤み・腫れ | 注入部分に内出血、周辺部に赤みや腫れなどが出現する可能性がありますが、時間の経過と共に解消されます。内出血を予防・改善するクリームをご用意しておりますのでご相談ください。 |
| 処置後の経過 | 注入部位やもともとのヒアルロン酸の注入量により1~7日間の時間を経て、ヒアルロン酸が吸収されていきます。ヒアルロン酸の注入量にもよりますが、完全にヒアルロン酸を分解するために2回以上の注入が必要になる場合もあります。 |
| 効果 | ヒアルロン注入によって膨らみすぎたり、凸凹ができたりした場合に、ヒアルロン酸を分解・除去する治療です。ヒアルロニダーゼは、ほとんどのヒアルロン酸製剤を分解できますが、一部のヒアルロン酸製剤には効果を示さない(分解できない)場合があります。 |
| 施術内容 | 麻酔もしくはクーリング後に注射針を穿刺しヒアルロニダーゼを注入。 |
<リスク・副作用情報>
注入部分に内出血、周辺部に赤みや腫れなどが出現する可能性がありますが、時間の経過と共に解消されます。ただし、赤みや腫れが持続する場合には、アレルギーなどの可能性がございますので、早めに当院医師の診察をお受けください。
※妊娠の可能性がある場合は、治療の内容によってはお受け出来ない場合もありますので、必ず医師にご相談ください。
よくある質問
Q.1回で効果は出ますか?
A.1回では十分な効果が出ない場合があります。
ヒアルロン酸は、粒子の大きさ、水分の含有量、架橋構造の程度によって、ヒアルロン酸硬さ、注入部位でのなじみやすさなど差があります。一般的に、涙袋や、口唇に使われる、粒子が小さい、架橋構造が単純な柔らかいヒアルロン酸は分解されやすいのですが、
アラガンのボリューマや、鼻整形に使われるクレヴィエルのような硬いヒアルロン酸は、1回のヒアルロニダーゼ注射では、完全には分解されない場合があります。
その場合は、2~3週間後にヒアルロニダーゼの追加注射をお勧めしています。
Q.ヒアルロニダーゼ注射後、ヒアルロン酸を注入することは可能ですか?
A.ヒアルロニダーゼは、ヒアルロン酸を分解した後、速やかに分解吸収されるため、注入部位には残りません。
同一部位にヒアルロン酸注入を行いたい場合には、1週間程度、期間をあけていただくことをお勧めしています。
Q.ヒアルロニダーゼ注射のリスクはありますか?
A.ヒアルロニダーゼは、動物由来の薬剤であり、発赤、腫れ、痛み、蕁麻疹などのアレルギーのリスクがあります。軽傷の場合には数十分で治りますが、なかなか収まらない場合には、抗アレルギー剤の内服や注射が必要になることがあります。
アレルギーが出た場合、疑われる場合には、当院にご連絡ください。
Q.施術の痛みはどのくらいですか?麻酔は使えますか?
A.ヒアルロニダーゼの注射には細い針やカニューラを使用するため、痛みはほとんどありません。痛みを軽減するために局所麻酔も併用いたしますので、ご安心ください。
Q.ダウンタイムはどのくらいですか?仕事や学校は休む必要がありますか?
A.施術後は、数時間から数日の間むくむ程度で、強い腫れはほとんどありません。軽度の内出血が出ることがありますが、メイクでカバーできることが多く、仕事や学校を休む必要はほぼありません。
Q.他のクリニックで入れたヒアルロン酸も溶かせますか?
A.はい、可能です。ヒアルロン酸の種類や注入量などが分かる場合は、カウンセリング時にお知らせください。
Q.ヒアルロニダーゼで溶かした後、皮膚がたるむことはありませんか?
A.ご自身の組織が溶けるわけではないので、元に戻るだけですが、見慣れた膨らみがなくなるので凹んだように感じる錯覚(ダウンタイム)があります
Q.目の周り(涙袋など)の細かい部分も修正できますか?
A.はい、可能です。特に涙袋の修正を希望される方は多く来院されています。繊細な部位にも対応可能です。
未承認機器・医薬品の掲載に関して
| 未承認医薬品等である事の明示 | ヒアルロニダーゼ(HYALAZE)は未承認機器・医薬品です。 |
| 入手経路等の明示 | HUONS社 |
| 国内の承認医薬品等の有無の明示 | 同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。 |
| 諸外国における安全性等に係る情報の明示 | 以下の認証を取得しております。韓国のMFDSに承認。リスクはアレルギー障害、一時的な腫れ、内出血が報告されています。 |
監修医情報
- 医師
- 医療法人秀晄会コムロ美容外科(大阪・心斎橋)
院長 池内 秀行(いけうち ひでゆき)
- 経歴
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- 1996年 神戸大学医学部卒業・同大麻酔科入局
- 2000年 大手美容外科 入職
- 2001年 コムロ美容外科入職
- 2006年 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任
- 資格
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- 日本麻酔科学会会員
- 麻酔科標榜医
- 日本美容外科学会(JSAS)会員
- 美容外科(JSAS)専門医
- アラガンボトックスビスタ認定医
- アラガンジュビダーム認定医

