オトガイ形成(顎骨切り)
オトガイ形成(顎骨切り)で、理想の小顔フェイスラインへ
当院のオトガイ形成は「ブーメラン型カット」で理想の輪郭をデザイン
当院で行うオトガイ形成の最大の特徴は、下顎の骨を「ブーメラン型」に大きく切除するデザインにあります。
左右のエラに近い部分の陥凹部から、顎の先端までを結ぶラインで骨切りを行うことで、単に顎を短くするだけでなく、顎先からフェイスライン全体にかけての輪郭を、シャープで細い印象へと大きく変化させることが可能です。
切除する骨の幅は6mm〜最大10mm程度まで対応可能で、患者様のご希望や骨格に合わせて調整します。術前の検査で顎の左右差が認められる方には、骨を切る量を左右で変えることで、バランスの取れた対称的なフェイスラインに整えるオトガイ形成も行えます。
また、前に突き出ている、いわゆる「しゃくれ顎」でお悩みの場合には、オトガイ形成と合わせて顎の先端を削り、横顔の美しさの基準となる「Eライン」を整えることも可能です。
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長いオトガイの場合
※悩みに合わせて単純に顎先を切ることも、形をデザインすることも可能
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形をデザイン
※最も人気があるのはブーメラン型に大きくカットする形です。
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カットすることで改善
オトガイ形成(顎骨切り)は、このようなお悩みを持つ方におすすめです
- 長く見える顎を、すっきりと短くしたい方
- 幅が広く、がっしりした顎をシャープに尖らせたい方
- 前に突き出たしゃくれ顎を引っ込めて、美しい横顔になりたい方
- フェイスラインを整えて、全体的に小顔な印象になりたい方
他のオトガイ形成(顎骨切り)手術
オトガイ形成(顎骨切り)の症例写真
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Before
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After
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概要
20代女性のオトガイ形成(顎骨切り)症例になります。顎を短くしたい、小顔にしたいとの希望にて、前記手術を行いました。
下顎骨は、ブーメラン型 左右ともに最大幅7.5㎜にて切除をおこなっています。
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Before
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After
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概要
30代男性の下顎骨ブーメラン型骨切り+頬、顎下脂肪吸引の症例になります。顎を短く、小顔にするとともに左右差の改善目的に左右で骨切り量に差をつけることにしました。
オトガイ形成(顎骨切り)の手術費用
手術時間 | 手術後3~4時間程度で当日帰宅可能です。 入院は不要ですが、ご遠方の方はお近くのホテルにお泊まり下さい。翌日朝から検診でご来院頂きます。 |
手術費用 | 960,000円(全身麻酔代込) |
術前検査 | 血液検査(HIV検査含む)、心電図、頭部レントゲン、胸部レントゲン、歯列パノラマ(セットバックのみ) |
備考
正面からも側面から見ても美しいフェイスラインを作り上げます。
手術は口の中から行うので外側には影響しません。
コムロ美容外科のオトガイ形成が選ばれる3つのメリット
1オトガイ形成の骨切り幅は最大級、小顔効果を保証
オトガイ形成の下顎骨の骨切りの効果は、骨切りのデザイン、骨切り量によって大きく変わります。しかしながらクリニックによって切除量は様々で、骨切り幅が小さく再手術するケースもあります。
大きく切除する際に問題になるのは、下顎第5歯付近から出てくるオトガイ神経ですが、当院では特殊は剥離方法を行っており、安全に骨切りをおこなうことが可能です。
当院では、右のエラ近くから、反対のエラ近くまで、大きなブーメラン型で骨切りをおこないます。骨切り幅の平均は約7.5㎜と、他院と比べても非常に大きくなっています。
2.充実のアフターケア 術後ダウンタイムが短くなる治療行っています。
輪郭手術を行った場合、問題となるのはたるみです。時間経過とともにたるみは回程度改善しますが、皮下脂肪が多い方、肌の弾力性が低下していて弛む可能性がある方には、脂肪吸引の同時手術や、スレッドリフトなどをご案内しています。
できるためダウンタイム、たるみを少なくするために、当院では、アルフォコリン注射と、ケナコルト注射の治療と、メチコバール(ジェネリックになります)処方を、無料で行っています。
3.開業以来20年間、全身麻酔事故0件
当院では20年間全身麻酔による死亡事故を含め、重篤な事故は発生していません。
麻酔科医でもある院長と最新の麻酔機器で患者様の命を守ります。安心して全身麻酔、手術をお受けください。
オトガイ形成(顎骨切り)手術の流れ
- 1.カウンセリング
- 患者様の希望の輪郭をお聞きして最適な手術方法をご提案します。
頬、下顎の脂肪吸引や、エラボトックスなど、他の施術も併せてご提案させていただくこともあります。 - 2.検査
- 提携クリニックで、胸部正面、頭蓋骨の2方向からのレントゲン検査を行います。
レントゲンデータを用いて、顔面骨の左右差、センターのずれが無いか、骨切りできる幅の測定を行います。 - 3.麻酔
- 骨切り術は全身麻酔を行います。術後の麻酔からの回復が早くなるように、従来のガス麻酔ではなく、TIVAと呼ばれる注射タイプの麻酔薬を使って全身麻酔を行います。手術中は、生体モニターで、心拍数、血圧、換気量を測定し安全に麻酔を行います。
- 4.手術
- 下顎の粘膜を口腔内から切開し、骨膜の下を剥離します。その際おとがい神経を傷つけないようにしながら剥離を行います。
左右の下顎切痕と呼ばれる下顎角の近くにあるくぼみと、オトガイ先端を結ぶようにデザインを行い、骨切りを行います。
止血を行い、ドレーンチューブを留置し、傷を縫合します。 - 5.手術終了~帰宅
- 麻酔からの覚醒後、リカバリールームにて数時間休んでいただきます。
痛みは鎮痛剤を使いますので、帰宅時には自制内に収まることがほとんどです。歩行が可能になり、覚醒が確認できましたら帰宅していただきます。
手術当日は、Drの連絡先をお知らせしますので、ご安心ください。 - 6.手術翌日
- 午前中に来院いただき、リカバリールームにて点滴を行います。
抗生剤、止血剤、鎮痛剤などの投与し、出血が少なくなったのを確認してドレーンチューブを抜去します。 - 7.術後7日~14日
- 口腔内とドレーンの部分の抜糸を行います。
おとがい神経が損傷していなくても、顎先端の感覚は鈍いですが、次第に改善しますのでご安心ください。 - 8.術後1か月検診
- 下顎骨が小さくなったことで、下あごや頬にたるみを生じます。改善目的に、脂肪溶解や腫れ改善効果のあるアルフォコリン注射、ケナコルト注射のアフターケアがスタートします。
2週間感覚で3、無料で行っています。 - 9.術後3か月検診
- 腫れや固さ、感覚がほぼ正常化する時期です。骨切りによる皮膚のたるみもほぼ消失してきています。
検査内容の補足
検査例
骨切り幅が、1㎝に迫りそうな方

検査例
他院中抜き手術症例ワイヤー残っている。

検査例
しゃくれを気にされている方のオトガイ(女性)

オトガイ形成(顎骨切り)で知っておくべきこと
オトガイ形成で目指す「理想の顎(オトガイ)」とは?
- 一般的に理想的な顎とは、横顔を見た際の美しさの基準である「Eライン」が整っている状態を指します。
Eラインとは、鼻先と上唇、そして顎の先端(オトガイ)が一直線上に並ぶラインのことです。しゃくれている場合は、オトガイ形成によって顎の先端を後方に移動させたり、骨を削ったりすることで美しいEラインへと修正します。また、正面から見た際に左右に広く張り出している顎は、オトガイ形成(下顎骨水平骨切り術)によって、シャープで洗練されたフェイスラインに整えることが可能です。
- また左右に広く張り出した下顎骨は、下顎骨水平骨切り術で、シャープなラインを造ることが出来ます。標準的な下顎骨の場合、基準線とフェイスラインの距離は最大4㎜程度ですが、実際に骨切りを受けられた患者様の平均値は7.5㎜程度切除できています。
「オトガイ形成(骨切り)」と「顎削り」はどう違う?
「顎削り」は、下顎の先端(オトガイ)を電動ヤスリで削って形を整える方法です。しかし、削れる量には限界があり、手術範囲も狭いため、大きな変化は期待できません。無理に短くしようとすると、かえって顎先の横幅が広く角ばった印象になってしまうリスクもあります。
一方、「オトガイ形成(骨切り)」は、骨そのものを切ったり、移動・固定するため、顎の長さや形を根本から大きく変えることができ、より確実な効果を求める方に適した手術です。
比較項目 | オトガイ形成(骨切り) | 顎削り |
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方法 | 骨を「切って土台から形を変える」 | 骨の表面をヤスリで「削る」 |
変化 | ※大きい。※顎を短く、シャープにできる | ※限定的。※微調整が目的 |
特徴 | 根本的な輪郭改善が可能 | 大きく削ると顎が角ばって見えることがある |
オトガイ形成(顎骨切り)における安全性へのこだわり
顔面骨の手術において最も重要なのは、①出血のコントロールと②神経の保護です。
顔は血流が非常に豊富な部位ですが、当院のオトガイ形成は、血管の走行がほとんどない「骨膜下」という層を剥離して行うため、太い動脈を損傷するリスクは極めて低いです。骨を切った断面からの出血に対しては、「ボーンワックス」という医療材料で確実に止血します。さらに、術後の腫れを最小限に抑えるため、「ドレーン」という管を留置し、内部に溜まる血液を排出します。
また、下顎骨第5歯近辺には、下唇などの感覚を司る「オトガイ神経」が通っています。当院では、この重要な神経を傷つけないよう、解剖学的な知識と豊富な経験に基づき、細心の注意を払ってオトガイ形成の手術を行います。
術後の圧迫固定がダウンタイムの結果を左右する
オトガイ形成の術後は、ドレーンを留置するとともに、フェイスバンテージ(サポーター)による圧迫固定を行います。適切な圧迫は、術後の出血や腫れを軽減させるだけでなく、皮膚のたるみを防ぐためにも非常に重要です
他院のオトガイ形成・顎削りの修正もご相談ください
他院で顎の手術を受けられた後、「手術前後でほとんど変化がなかった」「もっと顎を小さくできないか」といったご相談で当院に来られる方が少なくありません。
多くの場合、原因は骨の切除量が不十分であることです。これは、術者がオトガイ神経の損傷を過度に恐れるあまり、骨をわずかしか切除(または削るだけ)できていないケースが多いと考えられます。確実な変化を出すためには、5〜6mm以上の骨切りが必要ですが、「削る」だけではこの数値を達成することはできません。
当院では、オトガイ形成によって切除した骨片を、実際に患者様ご自身の目で確認していただいています。 これは、私たちが安全性を確保した上で、効果を実感できる十分な量の骨切りを行っているという自信の表れです。
【他院修正の症例】
他院「下顎骨中抜き」後の修正|オトガイを、もっと短くとがらせたい
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概要
20代の男性の下顎骨中抜き術後修正を行った症例を紹介します。2年前に他院にて下顎骨中抜き術をされましたが、顎があまり小さくなっていないこと、下顎骨の両側面にV型の骨の出っ張りが残っていることを気にされ、改めて修正の相談に来られました。
他院「顎削り」後の修正|フェイスラインに骨の出っ張りがある
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概要
他院にて顎削りをされた方の再手術症例になります。顎削りをされたのですが、効果が不十分に思われたため、再手術を当院にて行いました。
オトガイ形成の手術方法
下顎骨Vカット法
オトガイ部が左右に広い、大きな顎の方に適したオトガイ形成術です。顎の先端はほとんど切らずに、下顎骨の両サイドを中心に骨切りすることで、シャープなVラインを形成します。他院で「中抜き法」や「顎削り」を受け、顎の先端だけが細くなり、側面が残ってしまった場合の修正手術で選択されることが多い術式です。
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骨削りのデザイン
オトガイ先端を短く、とがらせるように(黒い線まで)下顎骨を削り形を整えます。
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骨削り後の状態
骨削り後はオトガイ先端が太くなりやすく下顎骨側面にV字の出っ張りが残ります。
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削り後の顎骨切り
オトガイ先端は控えめに、下顎骨側面を中心に骨切り(黒い線まで)を行います。
下顎骨中抜き切除法
オトガイ部が縦に非常に長い方に適応となるオトガイ形成術です。ダルマ落としのように下顎骨の中間部分を水平に切り取り、先端部分の骨をチタン製のプレートやワイヤーで再度固定します。
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中抜き法デザイン
ダルマ落としの要領で下顎骨の一部を切り取り、先端を再度固定する方法です。
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中抜き術後の状態
おとがい先端を前方にずらし再度固定することで、オトガイの後退を改善します。
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固定後の顎骨切り
Vカット法という下顎骨側目のみを切り落とし、下あごを細くする手術を行います。
参考:他院の中抜き切除後の女性レントゲン
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他院の中抜き切除後
相談に来られた女性のレントゲン写真
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骨切りのデザイン
下顎骨の出っ張りをなくすようにデザイン
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Point
顎削りは、顔が小さくしたい、顎を小さくしたい方には最適な手術です。脂肪吸引やスレッドリフトなどで、これらの悩みが改善することはありません。また下顎骨骨切りは他の骨切りと比べて出血のリスクが少なく、安全な手術ですが、骨切り量、切除デザインによって、変化の程度や、満足度は大きく変わります。
コンプレックスの下顎を治したい方、他院にて顎の手術をしたが、あまり変化が出ずに修正したい方は、当院にご相談ください。
オトガイ形成(顎骨切り)と合わせて行うお勧めの手術
エラ削りや、オトガイ形成の手術後に、生じるのがタルミの問題です。下顎骨骨切り術は、下顎骨をブーメラン型に切除することで、顎下やマリオネットラインあたりにタルミが出ます。
当院のアフターケアでは、ダウンタイム短縮目的に脂肪溶解注射を行っていますが、効果には個人差があります。皮膚に弾力性が少なく、たるみが出やすい方、脂肪が多く、たるみが多くなりそうな方は、以下の治療を併せて行うことをお勧めします。
頬、顎下脂肪吸引
下顎骨骨切りと同時に手術ができ、効果が実感しやすい手術です。耳の付け根に3㎜程度の吸引孔を作成し、皮下脂肪を吸引します。 手術の麻酔は、静脈麻酔や局所麻酔か静脈麻酔ですが、全身麻酔中に行うことで痛みなく行えます。
下顎骨骨切り単独で行った場合と、脂肪吸引も同時に行った場合とを比較しても、ダウンタイムの違いはほとんどありません。
脂肪吸引の際に、真皮やSMASの表面に微細な傷を作ることで、治癒の過程で拘縮がおきたるみが少なくなる効果があります。
傷口は左右の耳の前2か所に3㎜程度の吸引孔を作成します。(場合によっては、顎先に1か所追加します)
手術時間は40~60分です。フェイスバンテージを使って2~3日間、術後圧迫を行います。
顎下の糸リフト
スレッドリフト、いわゆる糸リフトを使って顎下のたるみを耳の後方に向けて引っ張る、切らないリフトです。顎下正中部から、左右の耳介方向に糸リフト2本を使って、たるみを引き上げ、二重顎を改善します。
顎下の脂肪が多い場合、脂肪吸引や、脂肪溶解注射の併用をお勧めします。
手術時間30分くらいです。顎下の針孔が陥凹しますが、1か月程度で改善します。
フェイスリフト
適応としては、頬のタルミが多い方、40代以上で皮膚の弾力性が少ない方で、下顎骨骨切りや、エラ骨切りをされる場合が適応になります。
顎(オトガイ)のお悩み解消の事例
オトガイのゆがみ、左右差は、下顎骨の骨切りで治せます。
下顎骨の骨切りをおこなっていると左右差やゆがみがあるのを良く見かけます。 歯並びはともかく、外観上の左右差については、下顎骨骨切りの際に、左右差をつける、あえて片側だけの手術をすることで左右差を改善できます。実際の患者様のビフォーアフターを提示します。
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症例1.
20代女性 顎のゆがみ ブーメラン型骨切り 右7㎜左8㎜
20代女性のブーメラン型下顎骨骨切りで下顎骨のゆがみを直した症例です。顎を短くしたい、小顔にしたいとの希望とともに、顎のゆがみを気にされていました。
レントゲン上でも左右差があったため、ブーメラ型骨切りのデザインを 右最大7mm幅、左最大8mm幅とし切除しました。 術後はアルフォコリン注射、ケナコルト注射などで、たるみ、腫れ、ツッパリ感の治療を行い3M検診時には、気にならない程度まで落ち着いてきています。
輪郭形成後のアフターケア
輪郭形成後のコムロオリジナルの3点アフターケアの解説 すべて無料!
輪郭形成術を行うと、内出血、腫れはもちろんのこと、たるみ、しこり、知覚障害などは必ず伴います。
特に下顎骨骨切りである下顎骨水平骨切り、エラ骨切りは、相対的に皮膚が余るため、頬や顎下にたるみを生じます。 コムロ美容外科では、そういったダウンタイムをできるだけ短くするために、アルフォコリン注射、ケナコルト注射、メチコバール内服処方、の3点になります。手術費用に含んでいるため、追加費用はいただいていません。 2025年現在
アルフォコリン注射
アルフォコリン注射とは、腫れにくく痛みの少ない、脂肪溶解注射になります。⼤⾖から抽出された天然成分(GPC.Glycerophosporylcholine:グリセロフォスフォリルコリン)を使⽤しています。皮下脂肪、筋層内の脂肪どちらにも効果を発揮し、脂肪細胞を減らすことで、腫れやむくみ、たるみを改善します。
1か月検診時から2週間隔で3回、頬や顎下に注射をおこないます。
ケナコルト注射
ケナコルト注射とは、ステロイドの一種ではありますが、 注射した部位の炎症を抑え、腫れやボリュームを短期間で減少させる効果があります。
注射範囲は下口唇、マリオネットラインで囲まれる範囲の内側です。同部位はあまり脂肪が無いため、アルフォコリン注射の効果は期待できません。ケナコルト注射は、脂肪以外の軟部組織のボリューム低下に効果があり、おとがい周囲のむくみや腫れ、口腔内のツッパリ感を治療していきます
メチコバール
メチコバールとはビタミンB6,B12を成分とするビタミン剤です。下顎骨の骨切りではオトガイ神経周囲を剥離するため、神経損傷が無くても、一時的な知覚鈍麻や知覚過敏を症状が必ず出ます。メチコバールは、そういった末梢神経障害の治療効果があると言われています。2~3か月間内服していただきます。
オトガイ形成(顎骨切り)の、ダウンタイム経過写真
輪郭手術後の回復期間、特にダウンタイムの経過についてご不安に思われる方も多いかと存じます。こちらでは、術後の一般的なオトガイ形成(顎骨切り)後のダウンタイムの経過を時系列でご説明いたします。回復の過程には個人差がございますが、一つの目安としてご参考にしていただければ幸いです。写真を見ていただいてわかるように、手術後1か月以降は、あまりダウンタイムを気にせずにすむくらいまで回復しています。術後1~2週間でも、マスクで隠せるためお仕事の復帰も可能です。
20代 女性 下顎骨ブーメラン型骨切り 骨切り幅:左右各最大8㎜
20代女性の下顎骨ブーメラン型骨切り後の経過写真です。最大幅8㎜で切除しています。手術後のオトガイ周囲のダウンタイムの経過に関心がある方のために、経過写真を提示します。
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手術前
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1週後(ドレーン挿入部の抜糸)
状態
顎下にむくみがあるのがわかります。痛みはほぼありません。口唇周りの知覚が戻り始めています。通常の範囲内の腫れです。食事制限はありませんが、厚いもの、硬いものは避けて、食べかすが、傷付近に残らないよう、ブラッシングや、うがいをしっかり行ってください。 -
2週後(口腔内の抜糸)
状態
顎下のむくみが改善しています。骨切り量によっては、フェイスラインにたるみがでて、いわゆるしもぶくれ気味に見える場合があります。会話をしたり、食事するのは問題なくできるので、腫れが気になる場合には、マスクの着用をお勧めします。飲酒、喫煙、日常の運動も可能です。
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1ヶ月後
むくみはほぼ解消していますが、頬からフェイスラインにかけてたるみが出ています。下口唇周囲の腫れ、ツッパリ感が残っています。この日から3回、注射を行い、たるみ、ツッパリ感の改善を行っていきます。
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2ヶ月後
3回目のアルフォコリン注射とケナコルト注射の併用により、徐々に腫れやたるみが改善してきています。フェイスラインやオトガイ先端あたりの腫れも引いてきており、全体的にすっきりとした印象に近づいています。
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3ヶ月後
フェイスラインやおとがい先端周囲の腫れはほぼ改善しています。知覚やツッパリ感もこの頃には正常に戻っていることが多いです。顎下のタルミはやや残りますが、有料のアルフォコリン追加注射や、糸リフト、HIFUでの改善が可能です。
よくある質問
Q.顎の左右差があります。顎の骨切りの際、左右を整えることはできますか?
A.下顎骨の左右差がある方は、全体の30%を占めていて、珍しくはありません。術前のレントゲン写真で左右差や、ゆがみがある場合は、左右で切除幅を変えて骨切りを行っています。
Q.術後の食事制限はありますか?
A.抜糸が終わるまでは、熱いもの、硬いものを避けていただければ、食事の制限はありません。
口腔内の清潔度が傷の治りに影響しますので、食後のブラッシングや、うがいは欠かさず行っていただきます。
Q.他院で中抜き術をした後、フェイスラインに出っ張りができました。治せますか?
A.中抜き後の手術の特性上、フェイスラインに出っ張りが残る場合が多いです。
オトガイ先端の骨辺の血流維持のため、
Vカット法で下顎骨側面のみを切除するか、再度ブーメラン骨切りを行うことで修正が可能です。
Q.神経を傷つけることはありませんか?
A.オトガイ神経孔から切断面まで、5mm以上間隔をあけて骨切りを行います。
当院では、直近3年間オトガイ神経の切断等は起きていません。オトガイ神経のけん引で切れる可能ありますが、確率は非常に低く、 万が一切れた場合でも手術中に神経縫合を行うことで、再生が期待できます。
Q.面長の輪郭を治す手術法は?
A.中顔面を短縮可能なルフォー手術と、下顔面を短縮可能な下顎骨骨切り術や、下顎骨中抜き手術があります。その中でも、下顎骨骨切り術が一番切除幅の大きい手術です。
Q.顎が引っ込んでいるのですが、前に出す方法は?
A.オトガイが長くても、オトガイ先端があまり前に出ておらず、Eラインが整っておられない方もおられます。 頤を前方に出す方法としては、自身のオトガイ先端の骨を前にずらして固定する、下顎骨中抜き法や、Vライン形成などがあります。それ以外は、顎のシリコンインプラントもあります。中抜き術は5㎜程度、シリコンインプラントは1㎜程度まで可能です。
Q.顎骨切りのダウンタイムはどのくらいですか?
A.当院の顎骨切りは切除幅が大きいため、中抜きや顎削りと比較して腫れが長く続きます。
腫れやたるみは1~2か月続きますが、抜糸前後であってもマスクで隠せる腫れに収まります。内出血はあまりなく、頬のタルミ、腫れも早く改善するように当院ではアフターケアにて、アルフォコリン注射を無料で行っています。
Q.骨切りで手術費用以外にどんな費用が掛かりますか?
A.輪郭形成手術の費用には、手術費用、麻酔代、手術後の内服薬の費用は含まれています。
別途、レントゲンなどの検査費用約10000円、フェイスバンテージ5500円の費用が掛かります。
Q.現在歯列矯正中です。歯並びが揃うにつれて、顎のしゃくれや長さが気になってきました。矯正が終わるのにはあと1年かかりますが、顎の骨切りはできますか?
A.歯列矯正中でも顎の骨切りは可能です。矯正のワイヤーはそのままに骨切りを行います。
歯列を変えるような下顎骨の骨切り手術、セットバックやSSROを除けば、矯正には影響出ません。抜歯やインプラントの手術と骨切り手術のダウンタイムが重ならないようにスケジュールを調整していただく必要があります。
Q.今娘が小学6年生ですが、顎が長いことを気にしています。顎を小さくする手術を考えていますが、何歳くらいになれば手術は可能でしょうか?
A.小児期に行う頭蓋骨の骨切りとしては、Apert症候群など先天性の頭蓋変形に対して、ルフォーの骨切りを行うことは有名です。しかしながら、美容目的のお子様の手術は、身体の成長に悪影響が出ないように部位や手術方法、年齢には細心の注意を払う必要があります。
身体の部位によって骨の成長が止まる年齢は違いますが、下顎骨は15歳前後と言われています。お子様本人の意思確認が重要ですが、高校生以上が下顎骨に関しては目安になると思います。
夜間緊急連絡について
出血のリスクのある特定の手術については、夜間も院長につながる電話連絡先を、帰宅時にお伝えします。一般救急病院に連絡しても、美容外科手術の知識がないため対応をことわられるケースの方は多いといわれています。まず、異常を感じた場合には、緊急連絡番号にお電話お願いします。
監修医情報
- 医師
- コムロ美容外科
院長 池内 秀行(いけうち ひでゆき) - 経歴
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- 1996年(平成8年) 神戸大学医学部卒業
- 1996年~ 神戸大学医学部付属病院麻酔科入局
- 1997年~ 兵庫県立こども病院麻酔科入局
- 2001年~ コムロ美容外科入職
- 2006年4月~ 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任
- 2020年3月~ 医療法人秀晄会 コムロ美容外科へ医療法人化
- 資格
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- 日本麻酔科学会会員
- 麻酔科標榜医
- 日本美容外科学会(JSAS)会員
- 美容外科(JSAS)専門医
- アラガンボトックスビスタ認定医
- アラガンジュビダーム認定医
