大阪心斎橋の美容クリニック・美容皮膚科ならコムロ美容外科

ケミカルピーリング(ミラノ・リピール/マッサージピール)
~透明感あふれる素肌へ、ケミカルピーリングで。

  1. HOME
  2. 診療メニュー
  3. スキンケア
  4. ケミカルピーリング(ミラノ・リピール/マッサージピール)

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングとは

ケミカルピーリングとは、酸性の薬剤(グリコール酸、乳酸、サリチル酸、トリクロロ酢酸など)を肌に塗布することで、古い角質や表皮を科学的に剥離します。これによって、肌のターンオーバー(生まれ変わり)を正常化したり、スピードを早めることで、肌の再生を促す美肌治療です。

ケミカルピーリング

ターンオーバーとは何でしょうか?
ターンオーバーとは、新陳代謝によって周期的に発生する、肌の表皮層にある組織の入れ替わりのことです。
表皮のもっとも深い部分である「基底層」で生まれた細胞は、後から生まれた細胞によって肌の表面へ押し上げられていきます。
角質である真皮、表皮を経て、垢や脂として脱落していきます。
正常な肌のターンオーバーの間隔は、約1か月といわれていますが、加齢、生活習慣、体質、病気などで、短くなったり長くなったりします。ケミカルピリングには肌のターンオーバーを正常化し、肌の若返りを助ける効果があるのです。

当院ではマッサージピールと、ミラノリピールを導入しています。それぞれの特徴と、効果の違いについてご紹介します。

マッサージピール「PRX-T 33」(コラーゲンピール)とは?
~肌の再生、マッサージピールで実現。

RPX-T

PRX-T33はイタリアのミラノで開発された世界初のフロスティング(皮膚の剥離)を引き起こさない浸透型のピーリング剤です。より浸透効果を出すために、当院ではダーマ—ペン4との併用で行っています。
高濃度トリクロロ酢酸(TCA)は皮膚のターンオーバーを促進してくれますが、強いフロスティング(皮膚の剥離)を起こしてしまうデメリットがあります。
しかし、マッサージピールは、低濃度過酸化水素を配合することによりフロスティングすることなく真皮深層を刺激し、コラーゲンの生成を促進することができました。またシミの美白にも効果がありコウジ酸がシミやくすみを薄くする、美白効果も期待できます。

マッサージピールは、以下のような悩みをもつ方におすすめの施術です

  • 肌のくすみを改善したい方
  • 肌のハリを取り戻したい方
  • 顔や首のシワが気になる方
  • 妊娠線や肉割れ跡が気になる方
  • ニキビ跡を治したい方
  • シミやそばかすを改善したい方

マッサージピールの向いていない方

肌の角質除去の効果はやや弱いため、マッサージピールは脂質が多い人、肌が黒ずんでいる人、にきび肌の方には向いていません。
反対に、表面の角質を取るミラノリピールが向いています。
ミラノリピールについては、こちらで解説していますので、合わせてご確認ください。

マッサージピールの成分

成分 効果
トリクロロ酢酸(TCA)33% 真皮を刺激し、角化細胞の増殖因子を活性化 ・コラーゲンの生成を促進
過酸化水素 トリクロロ酢酸(TCA)のピーリング(剥離)作用から表皮を保護する(表皮レベル)
コウジ酸 チロシナーゼ阻害作用により、メラニンの沈着を抑える。炎症性色素沈着によるシミを抑える

マッサージピール おすすめの組合せ治療

IPL光を使った美肌治療

IPL(Intense Pulsed Light)は、シミ、そばかす、赤ら顔、ニキビ跡、くすみ、毛穴の開き、小じわなどに効果を発揮する光治療です。この治療法は、肌のターンオーバーを促進し、コラーゲンの生成を助け、肌の質感やトーンを整えることを目的としています 。
マッサージピールでくすみ、シミを薄くしてから、IPLを照射することで、シミの改善効果が上がります。

CICA B5パック

CICAB5パックとは、炎症を鎮静化するとされている「ツボクサエキス」を使っている、クリニックご用達の保湿パックです。成分としてツボクサによる鎮静効果が、レーザー治療、IPL、ケミカルピーリングなどの肌の赤みや熱感、不快感を素早く取り除き、肌トラブルを軽減します。

ケミカルピーリング

※お顔だけでなく、背中や二の腕等お体の施術としてもおすすめです

マッサージピールの施術費用

初回お試し 9800円
2回目以降 19,800円
5回コース 79,200円(1回分お得)♪

マッサージピールの施術の流れ

1.問診票記入
初めに、問診票を記入していただきます。この問診票には、内服歴や病気、過去の皮膚トラブルに関する情報が含まれます。医師が患者さんの肌の状態を正確に評価するために重要です。
2.診察・カウンセリング
医師が肌を詳しく診察し、肌の状態や症状を確認します。
施術や料金などに関して、医師から説明しますので、質問や懸念事項があればここで解決しておきましょう。
3.洗顔・クレンジング
メイクや皮脂、汚れをしっかりと落とすために、洗顔やクレンジングを行います。
4.施術
ピーリング剤を、顔全体もしくは、治療部位に塗布します。塗布後、数分間放置して薬剤を浸透させます。塗布後、ピリピリとした痛みがありますが、効果が出てきている証拠です。その後ピーリング剤を、生理食塩水をしみこませたガーゼで優しくふき取り、ピーリング剤を中和します。
5.アフターケア
施術後、施術後の肌を落ち着かせるために、冷却や保湿を行います。 当院ではイオン導入をお勧めしています。ケミカルピーリングのおかげで、イオン導入の効果が高まり、ケミカルピーリングの肌の炎症を落ち着かせる効果があります。ケミカルピーリング後は、しばらくの間、紫外線に敏感になり肌が乾燥しますので、外出の際は日焼け止めの使用していただき、保湿を心がけてください。

ミラノリピールとは?~真皮層まで届く、次世代ピーリング。

ニキビ、毛穴の改善と、赤ちゃん肌を取り戻せる

ミラノリピールは、マッサージピールと同じ浸透型ピーリングの一種です。
「ミラノリピール」は、トリクロロ酢酸(TCA)35%、ラクトビオン酸、サリチル酸、タルトル酸(酒石酸)、クエン酸の5種類の酸が配合されているピーリング治療です。ミラノリピールの特徴は、ピーリングの効果に加えて赤ちゃんの肌に豊富なⅢ型コラーゲンや、ヒアルロン酸やエラスチンの生成を助けます。

Ⅲ型コラーゲンは、肌の柔らかさ、弾力性に関係するコラーゲンですが、年齢とともにその量は減っていきます。
ミラノリピールは、3つのアミノ酸(グリシン、プロリン、ヒドロキシプロリン)とビタミンCがⅢ型コラーゲンを増やす効果を発揮することで、肌質を若く保つことが期待できる施術です。
ミラノリピールは、トリクロロ酢酸の濃度はマッサージピールより高いものの、アルギニンと水酸化ナトリウムが緩衝材となることで施術の痛みを軽減した次世代のピーリング剤です。

ミラノリピール

ミラノリピールの4つの効果

ミラノリピールには表皮の剥離作用だけではなく、4つの効果があります。

1.コラーゲンの増殖促進
グリシン・プロリン・ヒドロキシプロリン・ビタミンC
これらの成分で、コラーゲン生産を促し、お肌にハリと弾力を与えます。
2.皮膚再生
ガンマ-アミノ酪酸(GABA)・アルギニン・リボフラビン(ビタミンB2)
これらの成分でリフティング効果、シワ予防、肌にハリ艶、潤いをもたらします。
3.角質、毛穴のつまりの改善
トリクロロ酢酸・ラクトビオン酸・サリチル酸・タルトル酸・クエン酸
これらの成分で皮膚の角質剥離や溶解を引き起こし、肌を再生させ、黒ずみや毛穴の開きを改善します。
4.保湿と肌の保護
スクワラン・ミリスチン酸イソプロピル
これらの成分で、肌の乾燥や肌荒れ、キメの乱れを防ぎます。

BioRePeelCl3

ミラノリピールお勧めの組み合わせ治療

ミラノリピールは、ダーマペン4と併用することでより効果を引き出すことができるといわれています。ダーマペン4で皮膚に微細な穴をあけ、ミラノリピールを浸透させることで、真皮層まで成分が行き渡り、効果を最大限に発揮させることができます。

ダーマペン4

イオン導入

ケミカルピーリングと、イオン導入は同時に施術することで高い効果を発揮します。まずケミカルピーリングで、肌の古い角質と表層のシミを取り除き、肌を整えます。 肌のバリアー機能が弱くなることでイオン導入の効果がアップし、ケミカルピーリングによる炎症を、イオン導入で使うビタミンC導入などで整えることが可能です。

イオン導入

CICA B5パック

CICAB5パックとは、炎症を鎮静化するとされている「ツボクサエキス」を使っている、クリニックご用達の保湿パックです。成分としてツボクサによる鎮静効果が、レーザー治療、IPL、ケミカルピーリングなどの肌の赤みや熱感、不快感を素早く取り除き、肌トラブルを軽減します。

ケミカルピーリング

美容医療では、メソガン、ダーマペン、レーザー、ピーリングなどの直後にこのマスクを使用することで美容治療後の乾燥や赤みを和らげ、回復を早めるために作られた医療用のゲル状マスクです。

ミラノリピールの適応

  • 毛穴の引き締め
  • 小じわ修正・手甲の若返り
  • 肘&膝の黒ずみ
  • ハリ&キメ&透明感&潤いの改善
  • ニキビ跡・色素沈着

ミラノ・リピールの施術費用

初回お試し 9,800円
2回目以降 19,800円
5回コース 79,200円(1回分お得♪)

施術の流れ

1.問診票記入
初めに、問診票を記入していただきます。この問診票には、内服歴や病気、過去の皮膚トラブルに関する情報が含まれます。医師が患者さんの肌の状態を正確に評価するために重要です。
2.診察・カウンセリング
医師が肌を詳しく診察し、肌の状態や症状を確認します。お肌のお悩みを医師に伝えてください、状態によって組み合わせ治療や、他の最適な治療法を説明させていただきます。
施術や料金などに関して、医師から説明しますので、質問や懸念事項があればここで解決しておきましょう。
3.洗顔・クレンジング
皮膚の表面を清潔にするため、洗顔・クレンジングを行い、お化粧を落としていただきます。
4.施術
看護師で、ピーリング剤(ミラノリピールに含まれる成分)が皮膚に塗布します。ピーリング剤の種類や濃度は、患者さんの肌の状態と治療目的に応じて調整します。塗布後、ピリピリとした軽い痛みがありますが、効果が出てきている証拠です。その後ピーリング剤を、生理食塩水をしみこませたガーゼで優しくふき取り、ピーリング剤を中和します。
5.アフターケア
施術後、施術後の肌を落ち着かせるために、冷却や保湿を行います。 当院ではイオン導入をお勧めしています。ケミカルピーリングの角質除去の効果で、イオン導入の効果がより高まり、ケミカルピーリングによる肌の炎症を落ち着かせる効果があります。ケミカルピーリング後は、しばらくの間、紫外線に敏感になり肌が乾燥しますので、外出の際は日焼け止めの使用していただき、保湿を心がけてください。

ミラノリピールを受けられない個所、受けられない方

  • 1週間以内に強い日焼けをしたもしくは、色素沈着の強い皮膚
  • 皮膚に炎症のある方
  • 妊娠・授乳中の方
  • 皮膚癌を診断されている方

おすすめのケミカルピーリングの施術頻度

3〜4週間に1回の施術を、5回前後行うことをお勧めしています。継続することでより効果を期待できます。

マッサージピールとミラノリピール、ニキビ治療で選ぶならどっち?

大阪のコムロ美容外科では、ニキビ・ニキビ跡治療に効果的なケミカルピーリングとして「マッサージピール(PRX-T33)」と「ミラノリピール」をご用意しています。どちらも肌の奥深く(真皮層)に働きかけてコラーゲン生成を促す次世代のピーリングですが、ニキビへのアプローチ方法に違いがあり、お肌の状態によって最適な選択が異なります。ここでは、ニキビのステージごとにどちらの治療がより効果的かを、作用の仕組みとともに詳しく解説します。

基本的な作用と一番の違い

どちらの治療法も、主成分であるTCA(トリクロロ酢酸)が真皮層の線維芽細胞を刺激し、コラーゲンの産生を促します。これにより、肌にハリを与え、ニキビ跡の凹み(クレーター)を内側から持ち上げるという点は共通しています。一番の違いは、TCA以外の配合成分です。この違いが、ニキビへの効果の差となって現れます。

  • マッサージピール:美白効果のあるコウジ酸を配合。ニキビ跡の色素沈着ケアを得意とします。
  • ミラノリピール:サリチル酸(BHA)をはじめとする5種類の酸を配合。毛穴の詰まりや皮脂に直接働きかけます。

ニキビのステージ別 おすすめピーリング比較

治療法 ステージ1:面皰期
(白ニキビ・黒ニキビ)
ステージ2:炎症期
(軽度の赤ニキビ)
ステージ3:瘢痕期
(ニキビ跡)
ミラノリピール ◎ 特に効果的 ○ 効果が期待できる ◎ 非常に効果的
マッサージピール △ 予防効果 △ 直接的ではない ◎ 非常に効果的

■ ステージ1(白ニキビ・黒ニキビ)〜ステージ2(軽度の赤ニキビ)には「ミラノリピール」

ニキビの始まりである毛穴の詰まりや、軽度の炎症を起こしている段階では、ミラノリピールが非常に効果的です。

仕組み

ミラノリピールに配合されているサリチル酸(BHA)は、皮脂に馴染みやすい性質を持っています。そのため、毛穴の奥まで浸透して、詰まりの原因である皮脂や古い角質を溶かし出します。さらに、殺菌・抗炎症作用により、アクネ菌の増殖を抑え、赤ニキビの悪化を防ぎます。

■ ステージ3(ニキビ跡)のケアにはどちらも効果的

炎症が治まった後のニキビ跡(クレーター、色素沈着)の改善には、マッサージピール、ミラノリピールの両方が非常に高い効果を発揮します。

仕組み

両者に共通する主成分TCA(トリクロロ酢酸)が、真皮層でコラーゲンの生成を強力に促進します。これにより、凹んでしまったクレーターを内側からふっくらと持ち上げます。

では、ニキビ跡のケアではどう選ぶ?

「ニキビが完全に治まり、跡のケアに集中したい」方

マッサージピールは、コウジ酸のメラニン生成抑制作用により、茶色いシミのような色素沈着の改善にも高い効果を発揮します。純粋にニキビ跡の改善を追求したい場合におすすめです。

「ニキビ跡をケアしつつ、新たなニキビの発生も防ぎたい」方

ミラノリピールは、TCAによるニキビ跡改善効果に加え、サリチル酸が継続的に毛穴の詰まりを防ぎ、ニキビの再発を予防します。混合肌や脂性肌の方、ニキビとニキビ跡が混在している方に特に適しています。

まとめ:あなたのお悩みにはどちらが合っている?

項目 マッサージピール(PRX-T33) ミラノリピール
得意な悩み ニキビ跡(クレーター、色素沈着) 今あるニキビ+ニキビ跡
作用のポイント TCAでコラーゲン生成、沈着を抑制 コウジ酸で色素、TCAでコラーゲン生成、サリチル酸で毛穴の詰まりを解消
こんな方におすすめ ・炎症は治まり、跡の治療に専念したい
・ニキビ跡の色素沈着が特に気になる
・今あるニキビとニキビ跡を同時にケアしたい
・毛穴の詰まりや皮脂が気になる

どちらの治療法が最適かは、最終的には患者様一人ひとりの肌質やニキビの状態によって異なります。カウンセリングにて医師が丁寧に診察し、最適な治療プランをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

マッサージピールとミラノリピールのダウンタイム比較

マッサージピール(PRX-T33)とミラノリピールは、どちらもTCA(トリクロロ酢酸)を主成分としながら、ダウンタイムが比較的短い人気のピーリング治療です。しかし、配合されている成分や作用が異なるため、ダウンタイムの症状や期間には少し違いがあります。ここでは、それぞれのダウンタイムについて詳しく解説します。

マッサージピール(PRX-T33)のダウンタイム

マッサージピールは、TCAに低濃度の過酸化水素を配合することで、皮膚表面への強い剥離作用を抑え、真皮層に働きかけることを特徴としています。そのため、ダウンタイムが非常に短いのが最大のメリットです。

項目 詳細
赤み・ほてり 施術直後にほんのりと赤みやほてりが出ることがありますが、通常は数時間〜当日中には落ち着きます。
皮むけ 皮むけはほとんど起こらないか、起こったとしても非常に薄い皮が細かくむける程度です。数日後に口周りなどが少しカサつくことがあります。
乾燥 施術後、肌が乾燥しやすくなることがあります。保湿を徹底することが重要です。
ひりつき 施術中に多少のひりつきを感じることがありますが、施術後にはほとんど残りません。

ダウンタイムの期間

半日〜2日程度。多くの場合、施術当日から普段通りの生活が可能です。

メイク・洗顔

施術直後から可能です。ただし、肌は敏感になっているため、強くこすらず優しく行うようにしましょう。

ミラノリピールのダウンタイム

ミラノリピールは、TCAの濃度がマッサージピールよりも高く、さらに4種類の酸(ラクトビオン酸、サリチル酸、タルトル酸、クエン酸)が配合されているため、マッサージピールよりはピーリング作用がしっかりと感じられます。その分、マッサージピールと比較すると少しダウンタイムが出やすい傾向にあります。

主な症状 詳細
赤み・ほてり 施術直後から翌日にかけて赤みが出ることがあります。マッサージピールよりは赤みが少し出やすい傾向です。
皮むけ 施術後2〜3日目頃から、薄い皮がポロポロとむけてくることがあります。特に皮膚の薄い口周りやフェイスラインに起こりやすいです。通常、1週間程度で自然に治まります。無理に剥がさないようにしましょう。
乾燥 施術後は肌の水分が失われやすくなるため、いつも以上の保湿ケアが不可欠です。
ひりつき・かゆみ 施術後、数日間は肌にひりつきやかゆみを感じることがあります。

ダウンタイムの期間

2日〜1週間程度。特に皮むけが気になる期間は数日間続くことがあります。

メイク・洗顔

施術直後から可能ですが、赤みや皮むけが気になる場合は翌日以降からの方が安心です。肌への刺激が少ない製品を選びましょう。

まとめ:ダウンタイムの違い

項目 マッサージピール ミラノリピール
ダウンタイムの長さ ほとんどない〜2日程度 2日〜1週間程度
赤み 軽度で短時間 やや出やすい
皮むけ ほとんどないか、ごくわずか 起こりやすい
日常生活への影響 ほとんど影響なし 皮むけが気になる場合がある

どちらを選ぶか?

とにかくダウンタイムを避けたい、周りに気づかれずに治療したいという方にはマッサージピールがおすすめです。

多少の皮むけがあっても、よりしっかりと効果を実感したいという方にはミラノリピールが向いていると言えるでしょう。

いずれの施術を受ける場合でも、施術後の肌は非常にデリケートになっています。徹底した保湿と紫外線対策を必ず行うようにしてください。

ケミカルピーリングのよくある質問

Q.ミラノリピールとマッサージピールの違いは

A.・ミラノリピールは、肌質、ニキビの改善効果が高い
ミラノリピールに含まれるトリクロロ酢酸(TCA)の濃度は、顔用35%、ボディ用50%で、マッサージピール(33%)より高いのが特徴です。古い角質除去の効果は、ミラノリピールのほうが強いのですが、一緒に配合されている4つの酸の効果で赤みや痛みは強くありません。
トリクロロ酢酸(TCA)はコラーゲンの産生もサポートするため、肌質やニキビ・ニキビ跡の改善に期待できます。
・マッサージピールはしみ、くすみの改善効果が強み
マッサージピールは、ミラノピールよりもTCAの濃度が低いため、肌の剥離効果は低く、皮膚がむけたりがしにくくなっています。コウジ酸が入っているため、シミくすみの改善効果が高いのが特徴です。

Q.ミラノリピール、マッサージピールは何回くらいすればいいの?

A.マッサージピール、ミラノリピールいずれも1回でも効果を実感しやすい優れたピーリングですが、施術回数を重ねていくうち徐々に効果を実感しやすくなっていきますので、3~4週間に1回の頻度で、計5回以上受けるのがおすすめです。

Q. 施術中の痛みや刺激はありますか?

A. どちらの施術も、麻酔が必要なほどの強い痛みはありません。施術中に多少のピリピリとした刺激感や、肌の奥が温かくなるような感覚を覚えることがありますが、ほとんどの方が我慢できる程度です。特にミラノリピールはTCA濃度が高いですが、アルギニンや水酸化ナトリウムといった配合成分が刺激を緩和するよう設計されていますのでご安心ください。

Q. ダウンタイムはありますか?皮むけはしますか?

A. マッサージピールは、皮膚の剥離作用が非常にマイルドなため、ダウンタイムはほとんどありません。施術後に軽い赤みが出ることがありますが、数時間で落ち着くことが多く、皮むけも起こりにくいのが特長です。ミラノリピールは、マッサージピールより効果が高い分、施術後数日間、薄い皮むけや乾燥、赤みが生じる場合があります。しかし、これらは新しい肌へのターンオーバーが促進されている正常な反応です。保湿をしっかり行うことで、1週間程度で落ち着きます。

Q. 施術後、すぐにメイクはできますか?

A. 施術当日は、肌への負担を避けるためメイクはお控えください。赤みや刺激感がなければ、翌日からメイクは可能です。ただし、皮むけなどが起きている場合は、無理にファンデーションを塗ると余計に目立ってしまうことがあるため、保湿を優先することをおすすめします。

Q. 施術後の注意点はありますか?

A. 施術後の肌は、古い角質が除去されて非常にデリケートな状態になっています。以下の2点を特にご注意ください。

  • 徹底した保湿:肌が乾燥しやすくなるため、普段以上に化粧水やクリームでしっかりと保湿を行ってください。
  • 紫外線対策:紫外線ダメージを受けやすくなっています。外出時はもちろん、室内でも日焼け止めを必ず使用してください。

また、施術後1週間程度は、スクラブ入りの洗顔料やピーリング作用のあるスキンケア製品の使用は避けてください。

Q. どちらの施術が自分に合っているかわかりません。

A. お悩みに合わせてお選びいただくのがおすすめです。

  • ニキビ跡の凹凸、毛穴の開き、肌質をしっかり改善したい方には、より効果の高いミラノリピールが適しています。
  • ダウンタイムをできるだけ短く、シミやくすみを改善して透明感を出したい方には、コウジ酸配合のマッサージピールが向いています。

監修医情報

医師
医療法人秀晄会コムロ美容外科(大阪・心斎橋)
院長 池内 秀行(いけうち ひでゆき)

経歴
  • 1996年(平成8年) 神戸大学医学部卒業
  • 1996年~ 神戸大学医学部付属病院麻酔科入局
  • 1997年~ 兵庫県立こども病院麻酔科入局
  • 2001年~ コムロ美容外科入職
  • 2006年4月~ 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任
  • 2020年3月~ 医療法人秀晄会 コムロ美容外科へ医療法人化

資格
  • 日本麻酔科学会会員
  • 麻酔科標榜医
  • 日本美容外科学会(JSAS)会員
  • 美容外科(JSAS)専門医
  • アラガンボトックスビスタ認定医
  • アラガンジュビダーム認定医
ドクター紹介