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IPLによるシミ治療(セレックV)
~ダウンタイムなし、光治療でしみ、くすみのない輝く素肌へ【大阪】

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IPL 光治療器・CellecV(セレックV)のご紹介

IPL光治療器、CellecV(セレックV)とは?

マイルドな光を照射して肌質を改善するIPL光治療器

Cellec V(セレックV)とは、施術中の痛みやダウンタイムをほとんど感じない、マイルドな光を照射して肌質を改善するIPL光治療器です。シミやくすみ、そばかす、ニキビ、赤ら顔、毛穴などの肌トラブルを解決して、透明感あふれるお肌へと導きます。

光治療は、IPL(Intense Pulsed Light)という広範囲の波長を持つ特殊な光を顔に照射・メラニン(シミやそばかすの原因)やヘモグロビン(毛細血管の赤み)に反応し、熱エネルギーで破壊し・同時にコラーゲン生成を促し、肌のハリやキメの改善させる治療法です。レーザー治療と比較するとダメージは少ないものの、高い熱エネルギーを用いる機器を使用する場合は火傷のリスクを伴います。そこで、お肌へのダメージを抑えつつ光治療を受けたい方に、大阪のコムロ美容外科がおすすめするのがセレックVです。

セレックVには、独自のリアルタイム表皮温度モニターシステム「ATC™ (Automatic Tempeature Controller)」が搭載されています。セレックV特有のシステムが常にお肌の表面の温度を観測し、設定温度を超えた場合は自動的に光の照射が止まるよう安全設計されており、火傷のリスクがありません。

また、1台で420mm~700mmまでの9種類の波長を選べることもセレックVの魅力です。患者様によって異なるお肌の症状に対して、もっとも効果を発揮しやすい波長を選んで治療できます。肌の浅い位置に熱を加えて色つやを改善させる、真皮内まで熱を届かせてハリを改善させる、といったあらゆる肌トラブルに対応した”オーダーメイド”のスキンケア治療”を行えます。

CellecV(セレックV)はこのような悩みにお勧め

こんな悩みに効果的
  • シミ
  • そばかす
  • 小ジワ
  • くすみ
  • 毛穴の改善
  • ニキビ
  • 毛細血管拡張症(赤ら顔)
  • 肝斑
  • 脱毛
  • 色素沈着
  • ハリやキメ
  • 全体的な肌の老化

IPL光治療とは?

肌にやさしい光を照射して美肌効果を促す治療法

光治療とは、有害な紫外線をカットした肌にやさしい光を照射して、シミ・そばかすの改善や、美肌・ブライトニング効果を促す治療法です。

特殊な波長の光がメラニンやヘモグロビンを破壊するため、ニキビや毛穴、赤ら顔などの肌質を改善する効果にも期待できます。また、光の熱エネルギーが肌を刺激してコラーゲンを生み出す線維芽細胞を活性化させ、肌のキメやハリを生み出しやすいことも光治療の特徴です。

光治療は、よくレーザー治療と比較されますが、光治療とは照射するエネルギーが大きく異なります。レーザー治療の照射は強力なため、治療後にはかさぶたができます。一方の光治療は、かさぶたができるほど強い照射を行わないため、治療後にシールを貼って患部を保護する必要もなく、すぐに洗顔やメイクができます。ダウンタイムなしで日常生活を過ごせることが光治療のメリットといえます。治療中の熱さや痛みを感じにくく、美容皮膚の治療がはじめての方にもおすすめです。

1回の治療の身でもお肌のハリ・ツヤの改善、お化粧ノリの良さなどを実感しやすいですが、光治療は継続的に行うことでより効果を発揮します。とくにセレックVは、420mm~700mmまで全部で9種類の波長に対応でき、患者様のお肌の状態やご希望に合わせた治療が可能です。日ごろの美肌づくりに適したスキンケア治療をお望みの方にとって、セレックVを活用した光治療は最適な治療法といえるでしょう。

セレックV(IPL光治療)の施術費用

初回お試し 8,800円
1回 16,500円
5回セット 74,250円(1回分お得)

IPL光治療器、セレック Vの特徴

Cellec Vの特徴

9種類の波長フィルターから最適なタイプを選び、あらゆる症状を解消できる

各症状に適した9種類の波長フィルター

光治療は波長により得られる効果が変わります。たとえばニキビの場合は420mm、シミの場合は530mmの波長で治療すると効果的です。CellecVには420mm~700mmに対応する9種類の波長フィルターが備わっており、ニキビやシミのほか、ハリ改善や毛細血管拡張症(赤ら顔)、そばかすなどの治療にも対応できます。

フィルター 波長 適応
420S 420-600nm ニキビ
500(S) 500-600nm 血管病変(赤ら顔、毛細血管拡張症)
530(S) 530-600nm 色素病変(シミ)
530(D) 530-650nm 900-1200nm 血管病変(赤ら顔、毛細血管拡張症)
550(S) 550-650nm 血管病変(赤ら顔、毛細血管拡張症)
560 560-950nm リジュビネーション(くすみ、ブライトニング)
590 590-950nm リジュビネーション(くすみ、ブライトニング)
640 640-950nm 肝斑
700 700-950nm 脱毛

表皮を冷却し、火傷を防ぐ「ATC™ 」を搭載

セレック VはATC™ (Automatic TempeatureController)という独自のテクノロジーを搭載しています。これは表皮の温度をリアルタイムで計測するモニターシステムで、設定温度を超えると自動的に光の照射がストップする装置です。設定温度は-10℃~常温と幅広く、効果的な治療を可能にするばかりでなく、火傷をするリスクもありません。

治療時間が短く、ダウンタイムもほとんどありません

セレック Vは先述した「ATC™」を搭載しており、火傷を負う心配がないほか、術後の腫れや赤み、かさぶたなども起きにくい画期的なマシンです。お肌への刺激を最小限に抑えられるため、施術中に痛みを感じることもほとんどありません。

また、照射のみの治療であれば1回あたり30分以内に施術が完了するため、気軽に治療を受けられることもセレック Vのメリットです。ダウンタイムはほとんどなく、治療を終えた直後に洗顔やお化粧ができます。

IPL光治療の施術の流れ

施術の流れ
1.ドクター診察、カウンセリング
大阪のコムロ美容外科では、施術前に、担当する医師がお肌の状態を診て、施術範囲や回数、セレックVの波長、併用療法などの治療プランを決めていきます。治療内容・アフターケアの方法・治療スケジュールなどの詳細を決定し、治療費もご確認いただいた上で、Cellec Vによる治療を行うかどうかをご検討ください。
2.洗顔・クレンジング
メイクや汚れ、皮脂をしっかりと落とします。
3.施術
お肌を保護するジェルを塗り、セレック Vの光(IPL)を照射します。ジェルはお肌との密着を高め、熱伝導を促進させるために効果的です。照射中は目をCellecVの光から守るため、専用のゴーグルなどを着用いただきます。
4.施術後、アフターケア
施術後、ジェルを拭き取って終了です。施術後は少し熱感が残りますが、お化粧をしてすぐにご帰宅いただけます。洗顔・入浴は当日から可能ですが、お肌をこすらないようにご注意ください。

■ 来院目安:
治療内容にもよりますが、2~4週間くらいのペースで3~10回程度の施術をおすすめします。

■ 体感:
個人差がありますが、軽く弾かれたような痛み、熱感があります。

■ 治療後の経過(ダウンタイム):
施術後は多少の熱感が残る場合がありますが、お肌がほんのり赤くなる程度で痛みはありません。通常は当日のうちにおさまります。また、施術後2~3日は、シミやホクロの部分が少し濃くなったように見えることがあります。施術後のお肌は日光の影響を受けやすくなっておりますので、保湿、日焼け止めをしっかりと塗ることをおすすめします。

IPL(光治療)との組み合わせで効果アップ! 
大阪のコムロ美容外科がおすすめする肌治療

IPL(光治療)は、シミ、そばかす、赤ら顔、毛穴の開きなど、様々な肌トラブルに効果的な人気の美肌治療です。単独でも高い効果が期待できますが、他の治療と組み合わせることで、相乗効果が生まれ、よりスピーディーに理想の肌を目指すことができます。
ここでは、IPL(光治療)と相性が良く、組み合わせることでさらなる美肌効果が期待できるおすすめの治療法を、お悩み別にご紹介します。

1. IPL + パック治療 / イオン導入 / エレクトロポレーション

施術後の鎮静と美容成分補給で、効果を最大化します。IPLはシミや赤みなどの「色ムラ」を改善し、肌のトーンを均一にするのが得意です。しかし、IPLの光エネルギーは肌に熱を与えるため、施術直後は肌が敏感になり、乾燥しやすくなることがあります。そこで、IPLの施術直後にこれらのケアを組み合わせるのが大変おすすめです。

パック治療

IPL後の熱を持った肌を鎮静させ、赤みを抑えるのに非常に効果的です。保湿成分やビタミン、成長因子(EGF)などが豊富に含まれたクリニック専用のパックを使うことで、保湿を行い、肌の回復をサポートします。ダウンタイムを軽減し、施術後の肌を健やかに保ちます。

イオン導入 / エレクトロポレーション

IPLで肌のターンオーバーが促進された状態で、ビタミンCやトラネキサム酸などの有効成分を肌の深層部まで浸透させます。これにより、シミの排出をさらに促し、透明感を飛躍的に高めることができます。

これらの施術は、IPLの効果を高めるだけでなく、施術後のデリケートな肌を優しくケアするという重要な役割を果たします。

2. IPL + 内服薬・外用薬

シミ・肝斑を徹底的に改善します。IPLはシミに効果的ですが、肝斑(かんぱん)が混在している場合、IPLの刺激で悪化させてしまうリスクがあります。そこで、医師の診断のもと、内服薬や外用薬との併用が推奨されます。

内服薬(トラネキサム酸、ビタミンCなど)

体の内側からメラニンの生成を抑制し、肝斑やシミを薄くします。IPLと組み合わせることで、シミの再発予防にも繋がります。

外用薬(ハイドロキノン、トレチノインなど)

日々のスキンケアでメラニンの排出を促し、IPLの効果を最大限に引き出します。

3. IPL + ダーマペン4 

毛穴の開き・ニキビ跡の凹凸を滑らかに。IPLはコラーゲンの生成を促すことで、毛穴の開きを引き締める効果もありますが、ニキビ跡のクレーターのような凹凸の改善には限界があります。より滑らかな肌を目指すなら、肌の再生能力を高める治療との組み合わせが効果的です。

ダーマペン4

微細な針で肌に穴を開け、創傷治癒能力を利用してコラーゲン増生を促します。IPLが肌の色ムラを整え、ダーマペンが肌の凹凸を改善することで、より均一で滑らかな肌質へと導きます。

4. IPL + HIFU(ハイフ)

たるみを引き締め、若々しい印象に。IPLが肌の浅い層(表皮~真皮層)に働きかけるのに対し、HIFUはより深い層(SMAS筋膜)に熱エネルギーを加え、たるみを根本から引き上げます。

HIFU

HIFUで顔全体のたるみを引き締め、フェイスラインをすっきりとさせます。

IPL

IPLで肌表面のシミやくすみを改善し、ハリを与えることで、若々しい印象を総合的に作り出すことができます。

シミ、くすみに対して効果のある他の治療法

IPLは、シミ、赤みの治療を一度に広範囲を治療できる優れたシミ治療器ですが、似た効果がある治療器として、シミ取りレーザー、レーザートーニングがあります。コムロ美容外科が行っているIPL(光治療)、シミ取りレーザー、レーザートーニングの治療法の違い表にまとめました。

IPL・シミ取りレーザー・レーザートーニング 比較表

項目 IPL(光治療) シミ取りレーザー(Qスイッチレーザー等) レーザートーニング
主な対象 顔全体の薄いシミ、そばかす、赤み、くすみ、毛穴 濃くハッキリした単発のシミ 肝斑、顔全体のくすみ・色ムラ
作用の仕組み 幅広い波長の光(IPL)を顔全体に照射し、肌の複数要素に穏やかに反応させる 特定波長のレーザーを高出力でピンポイント照射し、メラニンを破壊する 低出力のレーザーを均一に複数回照射し、メラニンを徐々に排出させる
痛み 輪ゴムで軽く弾かれる程度 強い痛みを感じることがあり、麻酔クリームを使用する場合が多い パチパチと弾かれるような軽い刺激
ダウンタイム ほとんどなし。施術直後からメイク可能 照射後にかさぶたができ、1〜2週間で自然に剥がれる ほとんどなし。施術直後からメイク可能
治療回数・頻度 3〜4週間に1回、5回以上の継続が推奨 原因により1回〜数回。再発や色素沈着のリスクあり 1〜2週間に1回、5〜10回程度の継続が一般的
メリット シミ以外の肌悩みも同時に改善可能。肌への負担が少なくダウンタイムがほぼない。 1回での効果が高く、気になるシミをピンポイントで狙える。 肝斑を悪化させずに治療できる。肌全体のトーンアップ効果がある。
デメリット 1回の効果はマイルドで、濃いシミや肝斑には不向き。 施術後のケアが必要。炎症後色素沈着のリスクがあり、肝斑は悪化する可能性がある。 効果を実感するまでに回数が必要。濃いシミには効果が薄い場合がある。

まとめ 治療法選択のポイント

IPL(光治療): シミ・そばかすだけでなく、赤みや毛穴など顔全体の肌質を改善したい方。

シミ取りレーザー: 取りたいシミがハッキリしていて、少ない回数で治療を終えたい方。

レーザートーニング: 肝斑にお悩みの方や、顔全体のくすみを改善して透明感を出したい方。

IPL光治療「セレックV」は、ニキビにも効果を発揮します

セレックVは、IPL(Intense Pulsed Light)という幅広い波長の光を肌に照射する治療です。効果を発揮するのはシミ、赤みだけではなく、様々な波長の光を使い分けることで、ニキビの多様な原因に複合的にアプローチします。

ニキビの原因菌を殺菌

ニキビの原因となるアクネ菌は、「ポルフィリン」という物質を排出します。セレックVの光は、このポルフィリンに反応して活性酸素を発生させ、アクネ菌を根本から殺菌します。これにより、今あるニキビの炎症を鎮め、新しいニキビの発生を予防します。

過剰な皮脂分泌を抑制

光の熱エネルギーが皮脂腺に作用し、過剰な皮脂の分泌を抑制します。皮脂バランスが整うことで、アクネ菌の温床となる毛穴の詰まりを防ぎ、ニキビができにくい肌質へと改善していきます。

ニキビの「赤み」と「色素沈着」を同時に改善

セレックVは、ニキビそのものだけでなく、厄介なニキビ跡にも効果を発揮します。

赤み改善: 炎症によってできた毛細血管の赤み(ヘモグロビン)に光が反応し、赤みを薄くします。

色素沈着改善: ニキビ跡の茶色いシミ(メラニン)に光が反応し、肌のターンオーバーを促進して色素の排出を促します。

セレックVによる、ニキビ治療の照射間隔と回数

セレックVは、IPL(Intense Pulsed Light)という幅広い波長の光を肌に照射することで、ニキビの様々な症状にアプローチする治療法です。アクネ菌の殺菌、皮脂腺の抑制、そしてニキビ跡の赤みの改善などが期待できます。効果を最大限に引き出すためには、適切な間隔で複数回の治療を継続することが重要です。

照射間隔の目安:3〜4週間に1回

セレックVの照射は、3〜4週間に1回のペースで行うのが一般的です。

これは、肌のターンオーバー(新しい皮膚に生まれ変わる周期)に合わせて治療を行うことで、肌への負担を抑えながら、より効果的にニキビやニキビ跡を改善できるためです。短い間隔で頻繁に照射すると、かえって肌にダメージを与えてしまう可能性があります。

照射回数の目安:5〜10回程度

治療に必要な回数は、ニキビの重症度や肌の状態、目指すゴールによって個人差がありますが、一般的には5〜10回程度を1クールとして推奨されることが多いです。

軽度のニキビ・予防目的: 3〜5回程度の照射でも、皮脂の分泌が抑えられたり、新しいニキビができにくくなったりといった効果を実感できる場合があります。

中等度〜重度のニキビ・ニキビ跡: 炎症が強い場合や、赤みが広範囲にわたる場合は、10回以上の治療が必要になることもあります。

多くの場合は、3回目あたりから肌質の変化を感じ始め、回数を重ねるごとにニキビの改善や赤みの軽減がより明確になっていきます。1回の治療でも効果を感じることはありますが、根本的な改善を目指すには、複数回の継続治療が不可欠です。

セレックVによる、IPL光治療に関するよくあるご質問

セレックVは、IPL(Intense Pulsed Light)という幅広い波長の光を肌に照射することで、ニキビの様々な症状にアプローチする治療法です。アクネ菌の殺菌、皮脂腺の抑制、そしてニキビ跡の赤みの改善などが期待できます。効果を最大限に引き出すためには、適切な間隔で複数回の治療を継続することが重要です。

Q. IPL光治療とは、どのような治療ですか?

A. IPL(インテンス・パルス・ライト)という幅広い波長を持つ特殊な光をお顔全体に照射する治療法です。シミやそばかすの原因となるメラニン色素や赤ら顔の原因となる毛細血管(ヘモグロビン)に選択的にダメージを与え、コラーゲンの産生を促すことで、肌トラブルを総合的に改善し、ハリやツヤのあるお肌へと導きます。

Q. IPL光治療は、どのような効果が期待できますか?

A. 主に以下のような効果が期待できます。

  • シミ・そばかすの改善:メラニン色素に反応し、ターンオーバーを促して排出します。
  • 赤ら顔・ニキビ跡の赤みの改善:毛細血管に作用し、肌の赤みを軽減します。
  • 肌のハリ・ツヤの向上、小じわの改善:真皮層のコラーゲン生成を活性化させます。
  • 毛穴の開きの改善:肌のキメが整い、毛穴が目立ちにくくなります。
  • ニキビの改善:アクネ菌の殺菌や、皮脂腺の働きを抑制する効果が期待できます。
Q. 治療中に痛みはありますか?

A. 個人差はありますが、「輪ゴムで軽く弾かれるようなパチッとした痛み」と感じる方が多いです。しかし、体毛や髭に反応して脱毛様の熱さを感じるため、事前に治療部位のシェービングをお勧めします。
多くの場合は麻酔を必要としない程度の痛みですが、ご不安な方には出力を調整したり、冷却を十分に行ったりすることで対応いたしますので、ご安心ください。

Q. ダウンタイムはありますか?

A. ダウンタイムがほとんどないのがIPL治療の大きな特長です。施術直後に軽い赤みやほてり感が出ることがありますが、通常は数時間~1日程度で治まります。施術当日からメイクをしてお帰りいただけます。

Q. 治療後、シミが濃くなったように見えますが大丈夫でしょうか?

A. はい、それは治療が効果的に行われた証拠です。IPLの光に反応したシミは、数日後に「マイクロクラスト」と呼ばれる黒い砂のようなごく薄いかさぶたになります。これは正常な反応で、1週間~10日ほどで洗顔などの際に自然にポロポロと剥がれ落ち、その下から新しい皮膚が現れてシミが薄くなります。無理に剥がさないようにご注意ください。

Q. IPL光治療は、何回くらいを受ければ効果が出ますか?

A. レーザー治療と違い、広範囲を一度に照射できる反面、複数回の照射が推奨される治療法です。1回の治療でも肌のトーンアップや化粧ノリの良さを実感される方もいらっしゃいますが、シミや赤みなどの症状をしっかりと改善するためには、一般的に3~4週間に1回のペースで5回程度の治療を1クールとして推奨しています。

Q. レーザー治療との違いは何ですか?

A. レーザー治療が単一の波長の光で特定のシミなどをピンポイントで強く治療するのに対し、IPLは幅広い波長の光で、シミ・赤み・ハリなど複数の肌悩みにマイルドに働きかけ、広範囲を一度に治療できるのが特徴です。IPLはレーザーに比べて肌への負担が少なく、治療部位にシールを張る必要はありません。ダウンタイムがほとんどないため、日常生活に支障なく治療を受けたい方におすすめです。

Q. IPL治療後の注意点はありますか?

A. 治療後のお肌は非常にデリケートな状態です。以下の点にご注意ください。

  • 紫外線対策: レーザーやIPL治療後のお肌は一時的に紫外線に敏感になります。日焼け止めを必ず使用し、帽子や日傘も活用してください。紫外線対策を怠ると色素沈着を起こすリスクがあります。
  • 保湿: 肌が乾燥しやすくなるため、いつも以上に念入りな保湿を心がけてください。
  • 刺激を避ける: 色素沈着を避けるために、ゴシゴシこするような洗顔やスクラブ入りの洗顔料・化粧品の使用は避けてください。

IPL光治療器、セレックVについての院長からのコメント

IPL(光治療)の最大の利点は、シミだけでなく、赤みや毛穴、ハリ不足といったお肌全体の複合的な悩みに穏やかに働きかける点です。コムロ美容外科で採用のセレックVは、火傷を防ぐための冷却装置に温度センサーを備えて決め細かく制御するとともに、色フィルターを治療目的で交換することで、安全に治療を行いながらも、患者様にあた最適なモードで治療を行え、従来のIPLと比べても大きな効果を発揮します。
特定のシミをピンポイントで強く治療するシミ取りレーザーや、肝斑を徐々に薄くするレーザートーニングとは異なり、IPLは顔全体のトーンアップと質感の改善が期待できます。ダウンタイムもほとんどなく、マイルドな治療を希望される方におすすめです。

監修医情報

医師
医療法人秀晄会コムロ美容外科(大阪・心斎橋)
院長 池内 秀行(いけうち ひでゆき)

経歴
  • 1996年(平成8年) 神戸大学医学部卒業
  • 1996年~ 神戸大学医学部付属病院麻酔科入局
  • 1997年~ 兵庫県立こども病院麻酔科入局
  • 2001年~ コムロ美容外科入職
  • 2006年4月~ 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任
  • 2020年3月~ 医療法人秀晄会 コムロ美容外科へ医療法人化

資格
  • 日本麻酔科学会会員
  • 麻酔科標榜医
  • 日本美容外科学会(JSAS)会員
  • 美容外科(JSAS)専門医
  • アラガンボトックスビスタ認定医
  • アラガンジュビダーム認定医
ドクター紹介