40代女性の豊胸バッグ入れ替え症例になります。十数年前に乳腺下に豊胸術をされましたが、被膜拘縮によってお胸の変形を生じてしまいました。　当院で乳がんエコー検診の際に、入れ替えをお勧めしたのがきっかけて手術を行っています。。
入れ替えにあたっては、バッグのサイズを以前のよりもサイズの大きな285ccに変更し、大胸筋と被膜の間にスペースを再作成しています。止血と剥離の容易さを考慮し、アンダー切開としました。
術後写真は３ヶ月後ですが、拘縮の再発なく、自然な形状と柔らかな感触をつくる事ができました。

60代女性の当院での再手術症例です。
数年前にコヒーシブシリコンバッグにて豊胸術をされ、経過良好のため一旦定期検診は終了しましたが、右胸に被膜拘縮と血腫を生じ硬くなっていました。
そこで被膜拘縮解除とモティバを使い、コヒーシブシリコンバッグの入れ替えを行いました。
バッグ周囲には大量の血の塊と分厚い被膜を認めたため、可能な限り除去いたしました。以前よりも15％程度小さめのサイズのモティバを入れて終了としています。
術後写真は3か月後のものですが、非常に柔らかい仕上がりで左胸と似た形状に仕上がりました。

60代女性の人工乳腺入れ替えの症例です。20年ほど前に他院さんにて豊胸をされた患者様ですが、胸が固くなってきたこと、ＢＡＧの寿命を考慮しての入れ替えになりました。術前のエコーでＢＡＧの内容物が漏れている可能性があるのが分かったため、アンダー切開で行っています。
取り出したバッグはシリコンジェルバッグ（125cc）で左右とも破損しており、ジェルが漏れ出していました。幸いにもカプセル内にどまっていたため、シリコンジェルを取り除いたうえでモティバ205ccを挿入しています。
術後写真は３Ｍ後のものですが、被膜拘縮や痛みなく、やわらかく自然な仕上がりになりました。
お友達にも褒められたとのことで、患者様には喜んでいただきました。